もう会えないけれどへの応援コメント
企画ご参加ありがとうございます。
血の繋がりはなくとも、溢れんばかりの愛が感じられるお手紙ですね。
私自身も、家族ではない人に囲まれて育った経験があるので、人の繋がりは血縁ではないのだなと感じることも多いです。
もう亡くなってしまった方もいらっしゃいますが、今でも連絡を取れる方には、手紙やメールなどを送り、出来る限り会いに行ったりして交流を持っています。
すべての優しい人たちの今後が多くの幸せに包まれることを祈りたい、心温まる作品でした。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
人の縁というのは本当に不思議だと思いますし、折角繋がった縁は大切にしたいと思います。お読みいただき本当にありがとうございました。
編集済
もう会えないけれどへの応援コメント
こんにちは。自主企画に参加していただきましてありがとうございました。
義理の娘さんの門出を祝う時に宛てた手紙には、亡き息子さんから授かった命を受け継ぐことに固く誓った絆を描かれているたくましさが伝わる作品だと思いました。
どんな時代であってもどんな家族の在り方でもこうした巡り合わせの縁には皆さんの宿命があるものだと、改めて気付かされました。
素敵なお話をありがとうございます。
大田さまもこれからもよろしくお願いします。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
一番身近でありながら、様々な事情でままならないことも多いのが親子の絆ですね。私の今後の作品でも様々な形で取り上げることになると思います。
深山花楓さまの作品も興味深く読ませていただいていました。今後ともよろしくお願いいたします。
もう会えないけれどへの応援コメント
今から60年以上も前のことです。
一回り以上も年の離れた長姉は、27歳で2人の子供を残して亡くなりました。
子供が小さかったこと、新しくお母さんになってくれる人への遠慮などから、私達家族はその子達と疎遠になってしまいました。
風の便りであまり幸せそうではないと聞く度に、私達は心を痛めました。
今では、私は拙い文で童話やエッセーに書いたりして、3人を偲んだりしています。
もうこんなお婆さんになった今でも、時折涙が溢れてたまらなくなるのです。
この柳子さんの思いは、私の心に突き刺さります。
作者からの返信
@88chama様
いつもエッセイを興味深く読ませていただいております。長姉さまのエピソードも本当に胸につまされました。
柳子と孫の広希との物語は来年短編を公開したいと思っています。その際にはまたよろしくお願いします。
もう会えないけれどへの応援コメント
大田康湖さま
こんばんは。
興味深く読ませていただきました。ありがとうございます。
胸がじんわりと温かくなると同時に切なさがこみ上げてくる物語でした。送り主の一希の父と母がかけがえのない息子の喪失から始まりましたが、決して絶望や一方的な坂真優美さんへの恨みではなく、「愛というものがどのように形を変えながら受け継がれていくのか」を静かに描かれているんだ、と感じました。
息子を失った母が、その痛みを抱えながらも、孫の誕生を通じて未来を見つめる。その視点が、手紙という形式によって、より繊細に、より真摯に伝わってきました。一希の父である康史郎の変化もまた心に残りました。かつて借金を負い、息子との離別により自責に沈んでいた彼が、「後悔を繰り返さない」と誓い、妻を大切にしようとする姿は、喪失の果てで「生きる意味」を見つけたのだと感じました。
文面の最後の方で気づきましたが、これからも横澤柳子さんと康史郎さんは広希君の前には姿をみせることがないことが伝わってきて、胸がぎゅっとなりました。
広希という新しい命が生まれたことで、家族の物語は「終わり」ではなく、「続いていく」のだと、この手紙は優しく語りかけてくれました。静かな余韻と深い愛に包まれた、心に残る物語でした。
作者からの返信
丁寧な感想、本当にありがとうございました。
横澤夫妻と広希については、別の作品でその後について語っていますので、機会があればお読みいただけると幸いです。
桜散り、柳芽吹く
https://kakuyomu.jp/works/16817330655538873018
令和六年、桐の小箱
https://kakuyomu.jp/works/16818093073341979521