霊亀の息子は硬度最高
真打
プロローグ
見知らぬ図書館
……お?
やぁやぁ、また来てくれたのかい。
君は初めまして?
それとも、前作からこっちにやってきた口かい?
いやいや、どちらにせよ歓迎するから安心してくれ。
コホン、では毎回恒例の説明を……っと。
ようこそ、私の城へ。
ま、ここはただの図書館なんだけどね。
初めての方に挨拶をしておくと、私はここの司書である。
君たちが来た時に、何か面白い作品を提供するのが、私の仕事だ。
だが残念ながら君たちの声を聞くことが私にはできない……。
申し訳ない事ではあるが、君たちの本当に求めている物は提供できない様だ。
だが、私の紹介する作品を読んで、「ああ、面白いじゃないか」と思ってくれれば、私はそれで良い。
さて、今回紹介する作品はこれだ。
『霊亀の息子は硬度最高』
この作品は前作『転生したら小魚だったけど龍になれるらしいので頑張ります』の続編となるお話だ。
二作品まとめて一つの物語……となるらしい。
この世界線のお話は、この作品で終わるということだな。
前作で語られなかったことは、ここで掘り返されるのだろうか?
んー、気になるところだ……。
さて、今回の主人公は特異な体質のせいでとある感覚を知らない。
生活に不自由はないのだろうか?
私はそれが少し、気になるね。
それじゃあ本を手に取って。
ページを捲ってくれるかな?
※この作品は前作『転生したら小魚だったけど龍になれるらしいので頑張ります』の続編です。
前作を知らない人でも楽しめるようになっていますが、前作を読んでくださるとより楽しめるかもしれません。
『霊亀の息子は硬度最高』には『転生したら小魚だったけど龍になれるらしいので頑張ります』のネタバレが多く含まれます。
その事をご理解した上、作品をお楽しみください。
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