変幻変遷

第1話

春この世の人間は卒業シーズンだのお別れの季節と桜をイメージして新生活に慌ただしく駆け抜ける季節だ。

僕は人間というものをあまり知らない、神社の境内に人の影が無い遠目から人間を見ることしかない生活であるそして僕は人間はこんなことをするのだろうかと想像する、そんな日々を過ごしてく内に手紙が届いた。手紙の差し出し人を見たら神様からだ、僕は驚いたこんな偉い人から手紙なんか中々来ないよな何故僕に悪いことをしたのかなと胸がいっぱいにもなった、僕は恐る恐る手紙を開けたらそこに書いてあったのは、おめでとうございます変幻変遷に選ばれました貴方は4月から人間界に行き1年間人間社会に馴染んでくださいそして神様にその事柄を伝えて下さい1年間よろしくお願いしますと書いてあった。僕は口をぽかんと開け現状を信じられず繰り返し読んだ。何度も読んでも同じ内容だ、自然と涙が溢れでたこんな嬉しいことはないのだ。

変幻変遷とは百年に一度神様から人間の世界に行ける妖を1人選び選ばれた妖は人間の世界に行き人間の世界の事柄を神様に事を伝え人間社会に馴染み一年生活していく決まりがあるそれに当たる妖は滅多にいない快挙である