第8話 久し振りに朝風呂に入りますたー。



お風呂の窓の外では鶯


小鳥の囀りを聞きながら

窓から入る朝日を浴びながら

ゆっくりと浸かる浴槽から湯煙が登り

心まで洗われるよう


新しい一日の始まりではなく

新しい何かの訪れを感じてしまう


身体を洗い

石鹸を湯で流し

汚れではなく穢れを落とせたような

そんな一日の始まりは

今日から始まる新たな未来を感じてしまう


感じるのではなく

信じてみようかしら

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