Death Ray

0. Rainy Day

雨の中、傘もささずに歩く。

面倒だから。

傘は持ってるけど、ささずに。

何も考えたくなくて。

道路の白い線を見ながら、歩きたいけど。

今日は、俯きたくなくて。

上を向いて、必死で堪える。

大丈夫。

本当に大丈夫。

そう言い聞かせても、思い出すものは思い出すから、面倒…。

思わず、苦笑い。

気を抜いた隙に、堪え切れない溢れるもの。

ドライアイのせいってことで…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る