第24話わたし、くわえちゃおうかなああああああああ
海原(うなばら)「天ぷらは五感であげるものである。じゃあシャカの天舞宝輪で五感すべて奪われた時にどうするかであるが」
中川「先生ぇ…」
~その時ス士郎とクリ剥いたは~
「そうなのー(すんすん)。私の作品が…、まんまパクられたの…。しかもパクった人は書籍化もしてる大御所先生って呼ばれてる人だから運営に通報しても泣き寝入り状態で…」
「(クリ剥いた君も書籍化してるって言ってたよな…?)それは酷いね。まあ、ネットは作品をあげた時点でフリー素材って考え方もあるからね。そうならないようネットにはあげず紙での投稿をしてる人もいるって聞くし。でもネットなら投稿日に日付や日時が表記されるよね。だったらどっちが先か分かるもんだけどねえ」
「それは分かってるんだけど…。SNSで発信しないと気付いてもらえないのよ!向こうの感想欄に『これって私の作品そのままですよね?』と書きこんでも無駄なの!向こうは大御所だからいろいろと無名の方が泣き寝入りしないとダメで…」
「まあパクリってのは線引きも難しいからね。二千二年発刊の田口ランディさん批判本を見てみるかい?持ってるから。ガチで」
(ペラペラ)「(うわー。これは…。ここまで書きます?普通…。こわーい…)」
「…」
「ス士郎さん………、私(田口ランディさん批判本を本棚に)くわえちゃおうかなああああああああ」
「…さっき『くわえてくれる』って言ってたな?ホントか?」
「…ええ(本棚にね)」
「覚悟しとけよ。今俺はもーれつにムラムラしてんだ。高くつくぞ。ホントにくわえろよ」
「(え?『ムラムラ』?『高くつく』?)はい!」
「じゃあイクとすっかなあー」
「ス士郎さん!うふふふ!あはは!でも手加減、いや払加減してくださいな。予算あんまりないんですからー」
「今さらそんなこといってもダメ―」
「もおう、ス士郎さんったらー」
~一方、海原雄山(うなばらゆうざん)先生~
海原(うなばら)「新作だ。『その着せ替え人形は行為をする』というタイトルでな」
中川「先生ぇ…。消されますよ…」
☆次回予告☆
『炭酸抜きコーラのエネルギー』
お・い・し・い・YO!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます