アマゾンにあるa〇zonの面接会場へ年齢詐称のダニエル(50歳)と原始人のマイケルと向かう話
ようよう
第1話アマゾン……だと……!!
俺は第一次選考通過の通知を見て歓喜の声を上げた
大学生活中もずっと夢見てきた大企業であるa〇azonへの就職も現実味が帯びてきた。
よし、次は面接かと意気込み、面接についての案内を読む。
そこには
「a〇zonの本社で面接は行います。」
なるほどアメリカか。
なんだかんだ海外には一度も行ったことがなかったため少し緊張する。
その時、スマートフォンの通知がなった。
スマートフォンを見ると、どうやらa〇zonからのメールのようだった。
なになに、「a〇azonの本社の移転について」
(シアトルから移転するのか。一体どこに移動するんだ?)
そのメールには住所が書かれていた。
住所はどうやらブラジルのどこかのようだ。
地図でその場所を確認する。
すると、そこはアマゾンの奥深くだった。
「何だって!!!」
俺は大きな声を出して叫んだ。
隣の家の耳の遠いばあさんも飛び起きるほど叫んだ。
「一回冷静に考えよう」
まさかこんなネタのようなことをするためにa〇zonの本社を移転するわけがない。
俺は一旦エイプリルフールではないか確かめるために日付を確認した。
違う。
もしかしたら俺がメールを見間違えたのかもしれない。
もう一度見返してみてもやはり住所はブラジルのアマゾンの奥深くである。
俺の出した結論は俺は疲れているから頭がおかしくなっているのだというものだった。
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