第3話 自分の身体を作成開始
「なんと言うか大ファンブルというよりも、その後に痛打表でダメージ3倍とか出したような感じですもんね。」
「せやな。」
「では、私が神を務める世界について説明させていただきます。」
「ああ世界観説明ね。説明よろしく。」
「はい。簡単に説明してしまえば中世ファンタジーですね。より分かりやすく言うならばソード○ールドみたいな感じですね。種族の豊富さは2.5に近いですけど、機械系はない感じですね。」
「そうなんですね。」
「そんな世界であなたには冒険者になってもらいます。まあ、いつものセッションがリアルになったような感じですね。」
「ああ、そういったことをやるやつがあったよなぁ。俺はやったことないけど。」
「一応蘇生魔法はありますが、高レベルの魔法になるので、まあ死んだらそれまでです。リセットもやり直しもきかないので注意してください。」
「異世界転移ってやつのお約束だよな。」
「異世界転生ですけどね。では、あなたに作ってもらうキャラクターについて説明します。簡単に言うとあなたがどんなキャラクターになりたいか、それだけで十分です。」
「なるほどなあ。」
そう言いながら渡されたキャラクターシートを見る。
「能力値は筋力、器用度、敏捷力、知力、精神力、体力、魔力の7種類になります。これに20点を割り振ってください。それが基本の能力値になります。これに種族修正が加わってあなたの能力値になります。HPは体力が、MPが魔力と精神力が関わってくるので気をつけてください。種族はだいたいの種族がいると思ってください、いない種族でも作ればいい話ですから……。」
「お、おう。さすが神様。」
そう言いながら、俺は能力値を割り振っていく。んーやっぱり魔法があるファンタジー世界なら魔法使いたいよなー。でもあまり魔法により過ぎても……。
「よし、器用貧乏だけど魔法戦士系を目指してみるか。」
そう言うと俺は能力値をバランスよく配置することにした。種族か〜。そういえばその世界の寿命ってどうなってんだろう?
「すいません、種族ごとに寿命って違います?」
「はい、寿命ですね。確かに種族ごとに違います。エルフとかだと千年単位で生きれますし。人間の平均寿命は50歳くらいですかね。まぁだいたいそのあたりに収れんしています。」
「ハーフとかはいるんですか?」
「いませんが、もしなるんだったら作りますよ。」
「いえ一応聞いてみただけです。」
ハーフになったら本当に作るつもりだったな、あれは、さすが神様。
さてどの種族になるか。とりあえず今までセッションでやってきたことがある種族を考えてみるか。獣人系は好きだけど、どっちかと言うと愛でる方が好きだしな。エルフとかどうだろう?やっぱシンプルに人間かな。
そして種族の欄に人間と書いた。
「あ、人間ならば追加で能力値のどれかに一点を追加してください。」
お、おう、なるほどな。
こうして俺は種族と能力値を決定した。
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種族:人間
能力値:筋力4 器用度4 敏捷力4 知力4 精神力4 体力4 魔力3
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