仕事終わりの
興梠司
第1話 仕事終わりのいっぱい
うちの親父は仕事終わりにビールと焼鳥を食べるのが日課になっているのだが
僕は焼鳥の声がわかるようになった
「今日の焼き鳥は熱いぞ」と焼鳥がいうと親父が「熱っ」っていうのです。
焼鳥と遊んだりもします、親父が食えないように冷凍から解凍できないように
を2日に一回くらいはやります。
焼鳥の気持ちがわかるようになった僕には焼き鳥を食べてほしくはないのですが
お父さんのブームは焼き鳥みたいです。
こないだはアスパラガスでしたが気持ちはわかりませんでした。
早くお父さんのブームが終わることを期待しています
「今日食べられたくないよ」とネギ間さんがいうと僕は
ネギ間さんをどかしたりします。
僕はネギ間さんと一番仲が良いです
「今日のネギ苦いよ」
「本当??」
お父さんがネギ間を食べると「ネギ苦っ」っていうのです
何故ネギ間と仲がいいとというと家にはネギ間が定期発注されてくるように
なったからネギ間が多い」、お母さんが通販サイトで定期にしてしまったらしい。
3ヶ月も。。。お父さんは3ヶ月ネギ間を食べることになりました。
こんどはほっけが定期発注されるようになりましたが
ほっけとはおしゃべり出来ませんし、時々ネギ間さんともお会いするのですが
ネギ間さんとお話できなくなり寂しくなりました。
仕事終わりの 興梠司 @asahina0606
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。仕事終わりのの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます