第115話 妖戯れる宵の刻、お出かけには御用心を

 とあるブティックの店員視点



 日付が変わって人々がすっかり眠りについた丑三つ時。


 潜伏を解くとするならその辺りでしょう。


 裏通りのさらに奥地。

 ゴミか荷物か分からないガラクタの山で溢れる暗い路地裏の中、私は標的を待っていた。


 目の前には下水道へ繋がる階段がある。

 そろそろ地下から上がってくる頃合いだ。


 それにしても、今日の売り上げは散々だったな。


 朝っぱらから『ドラゴン』が出たとかで街は大騒ぎ。


 平日の朝にも関わらず大通りは人で溢れていた。

 それが全部客人なら良かったんですけど、残念ながらどれも逃げ惑う弱者ばかり。


 警報が解除された昼頃から店を開いてみたものの、訪れてくれたお客様は手足の指で数えられる程度。


 日誌に総評を残すとするなら、まずまず、その一言に限る。


 そしてその騒ぎに乗じてもう一つ、凶悪な事件が起こっていた。


 凶悪とは言ったものの、私はその全貌をこの目で見た訳ではない。


 街中を右往左往するメイドが見えたので、少し追ってみただけ。


 それで、なんとなく察してしまった。


 また、エリゼさんが酷い目に遭ってるんだって。


 ……。


 夜空を見上げてみても、そこにあるのはいつもと変わらな普遍の星々。

 こんな汚らしい場所でも、見える空に違いは生まれない。


 空はどこまでも繋がってるなんて綺麗な言葉があるけど、こんな肥溜めみたいな場所とも繋がっていると考えると一気に魅力が失せてしまうな。


 ……気配を感じる。

 地下に続く目の前の階段を、誰かが上がって来ている。


 細心の注意を払って足音を消しているみたいですけど、私には通用しませんよ。


 ゆっくりと時間を掛けて登ってくるそいつを待つ。


 私の中にある、もう一つの記憶。

 勝手に盗み見したエリゼさんの思い出が、まるで私が経験したかの様に魂に定着してしまっている。


 そう、だからここに来たんだ。


 悪戯のお返しをしてあげようと思って。


 間もなくして、下水道に潜んでいた誰かは地上へと姿を現した。


 褐色の女が階段を上がってくる。


 影から体を出すと、水色の髪の毛が薄く灯りを反射させていた。


 確か、お名前はメートゥナとかだった気がする。


 ぶっきらぼうな仕草を起こしているその女は、私を睨みつけてきた。



「こんばんは、同情すらできない清々しい悪党さん」


「誰だ、てめぇは」


「心優しいアパレル店員です。

 エリゼさんをいじめてくれた女をようやく見つけることができたので、とても上機嫌なのです」


「まただ……またエリゼかよ! 殺す、てめぇを殺す!」


「べー」


 舌を出して煽ってみると、女は予想通りに苛立ちを表に見せてきた。


 怒気剥き出しで単純な人間は面白くないな。

 何もかも思い通りでつまらない。



「ぶっ殺してやる」



 そう言うと、彼女は私に向かって超速の移動を繰り出した。


 頑張ってるところ悪いですけど、私に向けるそれは勇気じゃなくて完全なる無謀ですよ。


 向かってくる筋肉女の脇へ忍び込み、ガラ空きの肩へとぶら下がり乱暴にベクトルを与えた。


 足を払ってそのまま荷物の山に投げ飛ばす。



「あ、あああああっクソっ!! 化け物じゃねぇか!!」



 褐色の女は無様に悶えて悲痛の叫びを上げている。


 化け物ですか、それ正解ですよ。


 でもメートゥナちゃん、お前も十分化け物じゃないですか。

 同族に対してあれだけのことができるんですから。



「私、わざわざオーナーに頼み込んで貞操を守る用の下着とか作って貰ったんですよ。

 お前らに奪われない様に」



 逃げようとする女の顔面を掴み上げ、そのまま地面に押し付ける。


 地面がひび割れて凹んでも、血が滲み出て骨が潰れ始めても。

 気が済むまでそれを繰り返した。


 それでもなお、この女はもがき続けている。


 必死に生きようと足をジタバタさせている。


 半端に鍛えている人間は負けた時、楽に逝けないのが少しだけ可哀想。


 だから、ふくらはぎを潰して脛の骨を折り曲げてあげた。


 これでもう無駄な力を使わないで済みますね。


 外れていなかったもう一つの腕をぐちゃぐちゃにしてあげた。


 そうすると、いつの間にか女は黙りこくって動かなくなってしまった。



「はぁ……人間ってつくづく面倒臭い。

 ここで殺せば快く寝床につけるのに。

 罪を精算するなんてエゴしか感じられないし、時間の無駄ですし。

 だけど、ここはこの国の掟を遵守してやりましょう」



 きっとエリゼさんならそうする……かも。


 そうであって欲しいな。

 エリゼさんは、どうか理性を保てる人間であって欲しい。


 ……これもエゴか。


 さっさとメートゥナを眠らせて騎士団に突き出してやろう。


 それで、全部終わる。


 エリゼさんが見なくてもよかったはずの悪夢を、終わらせることができる。


 ……。



「でも、生ぬるいなぁ」



 エリゼさんが受けてきた仕打ちに比べれば、この状況は優しすぎる。


 メートゥナがエリゼさんに与えた傷をそのまま返すとなれば、数ヶ月もの間じっくりといたぶらなくてはいけない。

 流石にそんな時間は残されていないな。


 なら、できる限りの残虐を詰め込んでみようか。



「手始めに、歯でも抜いてみましょうか」



 腕や足は頑丈みたいですけど、流石に歯茎までは鍛えてないでしょう。


 仰向けで脱力しきっている女の顔に近づく。



「ほら、一本目いきますよ」


「や、やめろ……金ならやる、女も好きなだけくれてやるかっ! あがっ!?」



 自分から大きな口を開けてくれたので、その善意を汲み取り手を突っ込ませていただいた。


 一番奥の歯を摘んで、しっかりと根付いているそれを引き抜く。



「がっああああ!!」



 メートゥナは私の手を噛みちぎろうと強く噛み締めている。


 無駄ですよ。

 人の顎じゃ私は壊せない。


 口から手を抜いて、抜歯したそれを確認する。



「あー、結構歯茎がくっついて来てますねー」



 白い歯の根本に、赤い歯茎がゴムの様にくっ付いていた。


 上下の前歯四本を残して、その手順を繰り返す。


 健康な歯を何本も抜いていく。

 全てを終える頃には、口内が血液で満たされていた。



「もう、やめて……」


「最後は前歯ですねー。ほら、しっかりしてくださいよ」



 ポケットに常備しているチャコペンを使って、手のひらに治癒術の魔法陣を描いていく。


 ……想像以上に描きにくい。



「人中って知ってます?

 鼻と唇の間、その中心のことです。

 ここ殴られると、歯と拳に肉がすり潰されるみたいでめちゃくちゃ痛いんですよ」



 メートゥナはすっかり怯えたようで、首を横にふり続けている。


 お前がエリゼさんへ下した仕打ちに比べれば、まだ序の口ですよ。


 手のひらに描いた魔法陣が意味するのは、上級に属する治癒術。


 それは傷口にかざせば即時に回復する優れもの。

 ただ、大量の魔力を持っていかれるから凡人には使いこなせないという欠点がある。


 これを選り好んで使うの者は、大量の魔力を内包している魔族ぐらいでしょう。


 天を仰ぎながら倒れている女の体に脚を絡ませて固定する。


 そして、魔法陣の描かれた手のひらをメートゥナの顔面にかざした。



「始めましょうか」


「ま、待ってっごバァあああっ!?」



 握りしめた右手を閉じられた口に叩き込む。


 歯と拳に挟まれた肉が潰れる。

 残っていた前歯の全てを粉砕した感触が拳に伝わっていた。


 そして、折れた歯を除く口周りの傷を治癒術が再生させる。


 拳を振り上げ再び潰す。


 今度は鼻に直撃したらしい。

 折れ曲がった鼻はすぐに再生する。


 体重を乗せて壊し続ける。


 顔を殴り続ける。


 殴打の圧力で眼球は破裂する。


 術式が眼球を再生させる。


 喉を押さえつけ、気管を破壊する。


 治癒術が元通りにする。


 頬を摘みあげてちぎり取る。


 手のひらに描いた魔法陣が、露出した口の内側を覆う皮膚を作り上げる。


 そうやって、いくつかの暴力を与えた。



「気分はどうですか?」


「ぎぃっ……あ……もう、やめ、て。あやまぅかぁ、えりせにぃ……あやまぅかぁ」


「何言ってるか分からないですよ。もっとはっきり喋ってください」



 歯抜けの口内に、抜いてあげた歯を放り投げる。


 もごもごと舌で押し出そうとしているが、構わず喉奥へと無理やりねじ込んだ。



「ぎゃぅ、あっはっ……」


「そう言えばお前……エリゼさんの子宮も潰してたんですよね……」



 盗み見た記憶の中でも、その光景が私にとって印象敵だった。


 エリゼさんは太ももに垂れていた血を見ても、何も感じていなかったから。

 それが異常であることは流石の私も理解できる。


 ……良くもまあ、あんなに明るかった人をここまで落とせたものです。


 ……。



「デュラハンという魔族をご存知でしょうか?

 頭と胴体が離れている魔族で、割と有名だと思うんですけど。

 ほら、絵本とかで見たことありませんか?」



 女は、餌をちらつかせられた鯉の様に口をパクパクさせながら何かを訴えている。



「おいでませ、裁断双刀さいだんそうとうばな』」



 二ふりの刀が私の手元に召喚される。

 この両方を合わせて『ばな』と呼ぶ。


 妖が生まれ持って手にしている特殊な刀。


 個々によって宿る力は千差万別で、私のこれは傷付けずに万物を両断できる能力持ち。


 その刀身を女の首筋にゆっくりと当てて、囁く。



「安心してください。死にはしないので」



 必要最低限の力で、ギコギコと首を切断していく。


 肉の切れる感覚だけがこの女に伝わっているはず。



「……!?」



 自分の歯が喉に詰まっている彼女はどうやら叫ぶこともできないらしく、掠れた声を何度も何度も漏らしていた。


 恐怖を焦らすように、刀を進めていく。


 そして、彼女の頭は胴体を離れた。


 水色の髪の毛を乱暴に掴みあげて、私の目の前に持ってくる。



「あーあ、生首になっちゃいましたね。


「ああ……なに、これ……なんれ? はっ……やら……やらぁ」



 ぶっちゃけ、どういう原理で切り離された頭部が生命を保っているのかは私もよく理解してない。


 分かっているのは、『ばな』の力で斬られた肉体は、元通りにつなぎ合わせることができるということと、切り離されても食事を取る限りは死なないということ。


 恐怖と不安で塗り固められたメートゥナの頭部を、動かなくなった彼女の肉体の側に置いた。



「そこで自分の体が弄られるのを見ていてください」


「やら……お、おお、ごめ、ごめんなさい……ごめ……なさい……」



 随分しおらしくなちゃって。


 しくしくと泣いている彼女が見つめるその先で、私は『ばな』を使い彼女の腹を掻っ捌いた。


 臓物が詰まった器が視界一杯に広がる。


 お腹がぐぅぐぅ鳴り始めた。


 食欲が溢れ出す。


 子を孕み育てるその器官を引きちぎり、口に含んだ。


 次々に臓物を貪る。


 ギリギリ生命活動ができる分だけ残して、何もかもを平らげた。


 ごちそうさま。



「メートゥナちゃん、お前の内臓さっぱりしてて美味しかったですよ」



 首だけになってしまった彼女の顔は、未体験の恐怖で慄いていた。


 首から下の感覚が無い不快感に加えて、自分の体が弄ばれている絶望を贈ってあげますね。



「でも良かった、子供を孕んでいなくて。

 色んな女の子と遊んでる風でしたから、少しだけ億劫だったんですよ。

 流石に妊婦は痛めつけられないですし」


「ごめん……なさい……ごめんなざい、もうゆるして……」



 ……苛立たしい。

 その言葉、お前はずっとずっと聞いていたはずだ。


 面白がって、無下に扱って、大切な友達えるにゃまで奪ったお前が、どうしてそんな弱音を言葉にできてしまうんだ。



「……エリゼさんもずっと訴えていたはずですよ、やめてくださいって。

 なのに、お前はあの子の大切な心を壊したんです。

 そんなお前が許されるとでも?」


「やら……もういや……だれか……だれか、たすけろよ……」



 この辺りが頃合いでしょうか。


 精神を崩壊させては本末転倒。

 意識と自我を保ったまま絶望に落とさないと、殺さなかった意味が無い。


 ……。


 結局私が今やっていることは自分の怒りを治めるための行為で、エリゼさんが望んだことでは無い。


 エリゼさんやメイドのお方のために服を仕立てている方が有意義だったかな……。


ばな』で割ったお腹を綺麗に治していく。

 傷跡すら残さずに元通りに戻す。



「じゃあ治してあげますよ」


 涙と鼻水と血液でぐちゃぐちゃになってしまったメートゥナの頭部を、ボロボロになってしまった胴体にくっつける。


 それだけで『ばな』の力は解除され、体は元通りになる。


 とは言え、それは『ばな』が斬った部分の話だ。


 私が描き混ぜる様に食した内臓のダメージは残っている。


 そして、肉体に蓄積された痛みが一斉にメートゥナを襲った。



「ああっ、が、あああああ、ああああああああああああ!!」



 甲高い絶叫と共に、穴という穴から液体を撒き散らして気絶した。



「うわぁ、汚ねー……なんか色々出ちゃってる。

 ……片付けは騎士団に任せときましょう」



 メートゥナの頭に手を伸ばし、私という存在を記憶や魂から完全に消し去る禁術を展開させた。


 騎士団に捕捉されるとお店を続けられなくなっちゃいますからね。



「さて、私はそろそろお暇しますね。

 お前にとってはクソつまんねぇ余生を石の様に堪能してください。

 さようなら、私に絡まれた不幸な女」



 こうして、私の勝手な復讐は幕を下ろした。


 さっさと帰って、明日の準備しないといけないな。

 ウィンターセールの企画も進めなきゃいけませんし。


 裏路地を抜ける一本の狭い通路へと振り返る。


 光源の少ないその道の奥に、気配を感じた。



 ……何かが、来ている。



 ブーツをカツカツと鳴らしながら、何者かがその一本道を歩いて来る


 足音の主は、丈の長いパーカーに似たローブを羽織る少女だった。


 自分の背丈程もある漆黒の杖を片脇に挟んだその少女は、建物の影から姿を現す。


 深紫色の髪をツーサイドアップにまとめている彼女の風貌は、明らかに魔術師を示す服装だ。



「人払いの結界張っていたはずなんですけど」


「先客がいたとはね。で、あんたもエリゼに重たい愛を向けてるクチ?」



 開口一番、たったその一言で自分と同類であることを理解できた。


 ……今更ですけど、エリゼさんってば女たらしの才能大有りじゃないですか。



「それはお互い様ですよね。ていうか誰です?」


「別に誰でもいいでしょ……その女に用がないならあたしに譲って欲しいんだけど。


「殺すつもりですか?」


「そんなとこね」



 魔術師はあっさりと答えた。


 これはもうあれだ。

 完全に覚悟が決まっている。


 ギリギリのところでメートゥナを生かした私とは違い、生かす余地を一切考えていないらしい。


 本来なら私もそっち側なんですけど、今回ばかりはそうもいかない。



「色々と汚いから近づかない方がいいと思いますけど」


「元からでしょ、その女が汚いのは」


「言い直しましょうか、人間。

 あなたは踏みとどまった方がいい。

 人でない私ですら我慢したんですから」


「人とか人じゃないとか関係ないでしょ。あたしはそいつを殺したいの。どいて」


「エリゼさんはどうお思いになるでしょうかね。

 きっと、あなたが人を殺したと知れば悲しむはずですよ」


「知らないわよ。あいつの気持ちなんて」



 駄目だ、狂人過ぎて口説けない。


 エリゼさん……あなた、たぶらかす女の子は考えて選んだ方が良いですよ。

 私が言うのもアレですけど、危ない女の子ばかり集まってるみたいです。



「あ、あの、そんなことより、エリゼさん談義でもしませんか?」


「……嫌よ、あたし人見知りだから」


「うっ、自己分析が達者な様で……。

 えーっと、エリゼさんの記憶を全て見てきたって言ったらどうです?」



 私は渋々切り札を出した。


 エリゼさんの過去を勝手に暴露したくはないけど、これ以外の手が見当たらない。


 すると、今まで辛辣だった魔術師の態度が一変して興味を示し始めていた。

 目玉を左右に動かしながら問いを口にする。



「……どこまで?」


「二つ目のパーティから逃げた辺りですね」


「ふーん……でも、やっぱ遠慮しとくわ。

 そういうのはエリゼの口から聞きたいから」



 勝手に記憶を盗み見した過去の私へ。

 この魔術師を見習ってください。



「そういう感性があるなら、ここで回れ右しませんか?

 あなたが殺人を犯せばエリゼさんが悲しむって、本当は分かってますよね?」



 魔術師はバツの悪そうな顔で溜め息を吐いた。


 後頭部の髪や二つに結んだ髪束をいじりながら諦めを言葉に乗せる。



「そうね……殺すのはやめたわ。

 誰だか知らないけど、あんたがあたしより先にここにいてくれて助かったわ。

 あたしが先に来ていたら、きっと殺していたと思うから」


「その魔力量じゃ多分無理ですよ」


「……ぶち殺すわよ?」


「こわぁ……ということで、さっさと逃げましょう」


「え、何から?」


「さっき騎士団を呼びましたので、そろそろ彼女らが集まってくる頃合いです。

 こんなところで油売ってると、罪人暴行罪的なあれで私らも確実に逮捕されちゃいますよ」


「なんであたしまで捕まんのよ」


「私が巻き込むからですね」


「……さいっあく!!」



 遠くの方から数多くの足音が聞こえてきたところで、私と魔術師は全力でその場から逃げ出した。


 持てる全ての手段を使って裏通りを後にする。


 名前も知らない魔術師。

 不幸なことに巻き込まれたと思っているかも知れませんが、あなたは私と出会えてラッキーだったと思いますよ。


 ここでメートゥナを殺すということは、エリゼさんを殺すことと同義です。

 自分の為に友達が殺人者になるなんて悲しすぎますから。

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