第57話 幻想の現実
「んん……ぬ？……はっ！」
私は……生きてる。よかった……というより、ここは私が滅ぼした村だ。あれ、いつの間に戻ってきているんだ？まさか、NEWSの記憶を見せられてはい終わり、か？
はあ、まあいい。メールとかもいっぱいあるからな。さっさと消化していこうか。
一つ目は運営からだな。
＊＊＊＊＊
ベスト6入りおめでとうございます？いやー、まさかニャルラトホテプ同士で当たると思いませんでした。
しかも、リズ様は神性を解放したのに、負けてしまって(笑)お疲れ様でした。運営側でも優勝候補があそこで負けてしまうとは予想できませんでした。リズ様にはトリックスターの才能があるようですねw
＊＊＊＊＊
ふぅ、少し落ち着こうか。
バキッ、とベットが壊れた音がしたが、そのおかげで気が鎮まった。尊き犠牲だからしょうがないな。
続きを読もう。
＊＊＊＊＊
ベスト6(笑)を記念して、Dランク道具が入っている宝箱を贈呈致します！リズ様のLUKなら、素晴らしい景品に違いありませんね！
では、開いてみてください！
＊＊＊＊＊
Dランク宝箱が目の間に現れた。色は黄色で少し神々しさが感じられた。それに主張が激しい。ネオンライトのようにずっと光っている。地味に目がやられる為、即刻やめて欲しい。
宝箱はダンジョンと呼ばれる所に存在する。ダンジョンの級によって出てくる宝箱のランクも変動してくる。今まで行った事がないので、少し興味がある。落ち着いたら、行ってみようか？
それはさておき、早速開けてみよう。
取っ手に手を掛け、思いっきり上げる。
開けると、今までで一番明るい光を灯し、徐々に薄れていく。……ソシャゲじゃねぇか。
そして、宝箱の底には肌色でお椀型の二つの山があった。
＊＊＊＊＊
バストアップ【TYPE：D】
胸がない？そんな貴女？いや貴方？に朗報です！安心安全で有名なイズワル現国産の胸パットはいかが？これを着ければ、慎ましいお胸がなんと立派な胸装甲に大変身！着るか着ないかはあなた次第！
種類：装飾品
属性：増加
等級：D
補正値 VIT＋150
耐久度 100％
効果：バストアップ→胸の厚さが上昇、やったね☆
胸装甲→胸部への攻撃は45％軽減される
＊＊＊＊＊
………………。
「死ね、運営！！」
私はゴミを投げ捨て、《異変ノ凶波》で八つ裂きにする。MPとかはこの際どうでもいい。
これはセクハラという事でいいのか？もう一度やったら、喰らってやる。
はぁ、続きを読むか。
＊＊＊＊＊
どうだったでしょう？リズ様は気に入って頂けたでしょうか？
それで話は変わります。一度、我が社にお越し頂けませんか？リズ様が望む情報を私達は持っています。代わりにこの
我らが母に感謝を。
いあ いあ にゃるらとほてぷ
＊＊＊＊＊
チッ、狂信者が。いや、ナルシストか？まあ、いい。一応、彼らの住処に向かう事は前向きに検討しよう。
クク、クハハ……ああ、いい。まだだが、いつか。先生、私はもう少しで貴方の領域に行けそうだ。私は貴方を赦さない。それでも貴方は私の尊敬に値する。複雑だ。だから、こそ。
私は彼らを、
＊＊＊＊＊
【人の皮を被りし
種族：
属性：狂悪
役職：１st.
２nd.
３rd.
合計成長値 STR×２.３ VIT×１.５ AGI×２.５
INT×１.６ MIN×１.５ DEX×２.３ LUK×ー２.１
HP：５１８/５１８（＋１６７）
MP:４５０/４５０（＋１００＋１３５＋１０４）
SP:１,４６４/１,４６４（＋６４）
STR：１８５（＋２１＋２５＋１１＋５０＋９７）
VIT：７４（＋２５＋１２３＋１１１）
AGI：３０４（＋２１＋２５＋２８＋２５＋３０＋６６）
INT：９４（＋５＋２５＋２１）
MIN：１３１（＋２５＋１８０）
DEX：４２８（＋１５＋２５＋２６＋５＋１０＋５８）
LUK：０ （ー１２ー２５ー１５＋７７ー１０５ー７７）
トゥルーススキル
《
アクティブスキル
《残虐なる刃》 《
パッシプスキル
《
称号
【狂気の娘】 【悪魔を宿す者】 【人食者】 【精神異常者】 【A級犯罪者】 【人の皮を被りし
装備 頭：なし 胴：冒涜伯爵の人飾貴族服
脚：冒涜伯爵の人飾貴族服
右手：
左手：なし
足：踏み潰す血染めの
装飾品：１.紫煙の呪手
＊＊＊＊＊
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます