徒詩 #14

いつだったのか誰だったのか

「命が終わると流れ星になる」

そんなお伽噺おとぎばなしを未だ覚えてる

もし見知らぬ誰かの願いの為

儚くも消えて逝く命なのなら

せめてあなたが命を終えた時

祈った願いならば良いのにと

未だ地上に繋がれている僕は

消えた星に三度願いを込めた

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