1月18日 いい部屋の日

 綺麗に整った部屋。ちょっと綺麗に整いすぎだが、俺にはそんなことは関係ない。俺の仕事はこの中から必要なものを見つけ出すだけ。

 それにしても引き出しや、棚ばっかりの部屋だな。引き出しの中にも二段底や、鍵のかかったものがあって、一筋縄じゃいかない。

 ふと、机の上に置かれた乱雑な資料が気になった。さっきまでそこに机はなかったはずだ。ペラペラと紙をめくっていく。

 これだ。見つけた。

 

「思い出した、昨日の晩御飯!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る