1月14日 褒め言葉カードの日
長テーブルを展開して、シーツを被せる。パイプ椅子に腰掛け通り過ぎる人たちを見ていた。ストーブだけでは快適とは言えなかったが、まあ寒くはなかった。
周りには占い師や、似顔絵師が同じように店を展開している。じきにどの店も一人、二人客が入るだろう。
なんて思っていたら一人テーブルの前の椅子に座った。
「私にも褒めるようなところ、ありますか?」
「もちろんですよ、誰にでも素晴らしいところがあります。少しお時間頂けますか?」
不思議なことに、僕はいつも大金を稼いで帰っていた。
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