いつの日にか
ももいくれあ
第1話
困った時の助け船。
困った時しか出てこない。
深夜2時癒されたくて、
度重なるコールが響く。
決して鳴る事はないけれど、
鳴らしてばかりの着信音。
どんなに涙を重ねても、
どれだけ呼吸がしずらくても、
決して助けに来れないけど、
いつでも私を見ているような、
ほんとは何にも見ていないの。。。
いくつもの闘いに、
嵐の闇にのみ込まれ、
何回も満月を見た。
それでも、今もこうしてる。
決して鳴らない受話器の前で、
鳴らし続ける私がいる。
いつの日にか ももいくれあ @Kureamomoi
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