空の下で生きる月と太陽のわたしたち

たちばなあい

第1話 わたしたち、生きて良いのかな

私、あき。

43歳。北国生まれ育ち。この界隈から出たことのない、地元愛する道産子だ。

ちなみに子供1人。旦那1人の3人家族。


北海道は冬の豪雪は当たり前。車がないとコンビニさえ行けない田舎者。

けどこの田舎が大好きだ。


毎日、朝7時には起きて夫の朝食を準備する。

娘は4月から社会人。あとちょっとの春休みを満喫しているから、そんなに早くは起きてこない。学生生活残りの時間ゆっくり過ごしてほしいからなるべく寝かせてやりたい。



私あきは自営業を営んでいる。家は職場も兼用している。

夫と一緒に自営業ではなく、夫はサラリーマンだ。


実は・・・今の夫とは再婚なのだ。娘は前の夫との子、21歳の時に生まれて、その時には離婚していたから1人で育て、手がかからなくなってきたころに、昔からの旧友と再婚をしたのだ。まだ若造の私だったが、娘を育てるためにできたことが、今の仕事だった。




今日この日に至るまで、本当に良くも悪くもたくさんの経験をしてきた。

夜の世界の仕事、ストーカー、離婚、結婚、病気、、、

どれを取ってもエピソードが濃すぎて残しておきたいと思い、執筆することにしました。


病気はね、膵臓に希少癌があり、あとどのくらい生きれるかわからない。

なんか、ドラマのような話だけど、今から書く話は私に起きた出来事。



今でも心に傷が残っていることも多く癒している。



・・・・冬になると寒く、手首の傷が痛む。

このことについても追って話をしていきます。

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