たかが詩じゃないか
詩音 悠
『名残りの雪』
愛の言葉を 待ちつづけ
時は静かに 流れゆく
二人の絆 もつれては
笑顔の裏で ひとり泣いてた
降り始めたわ 名残りの雪
出逢った頃の あのときめきを
私は今もまだ 忘れられない
華やかな夢 見ていたの
祝福の鐘 鳴らすこと
心はいつも 求めてた
あなた一人に 愛されること
哀しみ色の 名残りの雪
一途な心 ゆき場をなくし
冷たい風の中 激しく揺れる
別れの言葉 言われても
繋いだ右手 離せない
短いけれど 輝いた
あなたとの日々 すべてだったの
頬濡らすのよ 名残りの雪
気づいていたわ 終わりは来ると
私の愛が今 静かに散るの
気づいていたわ 終わりは来ると
私の愛が今 静かに散るの
たかが詩じゃないか 詩音 悠 @special12
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。たかが詩じゃないかの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます