第8話 言葉についてのオッサンの考え

 良く見るのは応援コメントに、その世界に○○の言葉があるのはオカシイとか、異世界に○○って、地球の文明によって派生した言葉が…… 何て書いてる人がいらっしゃるが、オッサンは敢えて言おう。


【何かオカシイ事がありますか?】と。


 考えて見ていただきたい。異世界に行った主人公達の大半が言語理解という能力を持っている。そして、その能力は現地人の喋る言葉を【理解】する為の能力なんだと言う事を。地球で育った人が自分に分かりやすい言葉に翻訳されていると考えれば何も違和感を感じないオッサンが異常だと言われたらそれまでなのだが……


 更には、読んでいるアナタ、そう、そこのアナタだ。アナタは地球の日本(又は違う国)に育った方だろう。ならば、例えばだが、【ショタコン】や【ロリコン】といった言葉には馴染みがあるだろう。読者に理解しやすい形で表すのも作者様方のお仕事なのだ。【ショタコン】が実は異世界では【トシハイキ】というのだ。と言う事でそのまま書いてもアナタには訳が分からないだろう。注釈が必要になる。【古文じゃないのだから、注釈は書くのがメンドーだ】というオッサンの意見は置いといて、そんな興醒めするラノベはイヤではなかろうかと、応援コメントに言葉について書かれている方に、オッサンは言いたい。


 そう、そんな事を応援コメントに書くなら純粋にいつも楽しみにしてますなどの一言を、せめて入れておけば良いともオッサンは愚考するのだ。書かれている方は恐らく時代考証などを考えられ、違和感を覚えられる、頭の良い方なのだろうと思う。だからこそ、作者様を嬉しくさせる一言を付け加えてから、そう言った言葉の違和感を感想として書いていただけないだろうか?

 書いている作者様、皆さんがオッサンのように図太い性格をしているとは限らないのだから、優しさを持って書いていただきたいとオッサンは願うのです。

 よろしくお願いします。m(_ _)m 

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