幕間驚劇 『違嶋勘部衛は包丁を突きつけられる』
創暦一五七二年四月八日、夜の話。
友人になったばかりの二人組と別れて、もうちょっとだけ呑むことにした。
「トウリさんとウメノちゃんにも、また会いたいね」
「だね! そのうち会えるよ」
「うん! エミ、次はどこで呑もうか」
「軽めがいいよね」
「おでんなんてどう?」
「さんせーい!」
ご機嫌にくるっとターンしたエミの視線の先に、店があった。
『
このあたりは様々な店が建ち並ぶから、なんでもそろうくらいに店種も豊富だった。
「あれれ? こんなお店あったっけ?」
「いろいろ売ってそうだ。入ってみる?」
「うん。入ろーう」
二人が店に入ってみると、バリエーション豊かな品ぞろえで、多種多様な雑貨屋のようだった。かといって安っぽい感じもない。二人が知っているところだと、カタログ販売の店、『
四十歳くらいの店主が迎えてくれた。
「いらっしゃい」
「おじさん、なんでも売ってるみたいですね」
フランクにアキが話しかけると、店主はニヤリと笑って答えた。
「まあね。おれは
牛方というのは牛を使って物を運ぶ仕事である。
「違ノ勘さん、いろいろ見ますね!」
エミがそう告げると、店主の違ノ勘は快くうなずいた。
「おう。見てってくれや」
「はーい」
元気な返事をエミがして、アキはまず包丁を指差した。
「これいいね。バンジョーくんが喜びそう」
「こっちはヒナちゃんが気に入りそうなものもあるよ」
「よし。みんなにお土産だ」
「喜んでもらおーう」
意気揚々と、二人は買い物を開始した。
買い物しながらも店主の違ノ勘と仲良くなったアキとエミは、彼の魔法についても話を聞いた。
「おれの魔法はさ、《スモールリボン》っていう魔法道具を作れるものなんだよね」
「へえ。小さいリボンか」
「なにに使うんですか?」
「ただの小さいリボンじゃない。実は、そのリボンで巻いた物が小さくなるってリボンさ」
「すごーい!」
驚いたようにエミが言うと、違ノ勘は満足したように語を継ぐ。
「これでさ、牛方をやってたときに商品を集めたってわけ。牛の背にくくりつけたカゴに、リボンで小さくした箱をたくさん詰めて歩いてさ、あのときは大変だったなあ」
「頑張ったんですね! 今日はボクたちいろいろ買っていきます!」
アキの言葉に違ノ勘は目頭を熱くして言った。
「ありがとう! 最初に店を出して、そのお客さんがキミたちで本当によかったよ! それで、キミたち名前は?」
「ボクはアキで、こっちがエミ」
「よろしくお願いしますね!」
店を出た二人は、夜道を歩いていた。
橋を渡りながら、エミはリボンが巻かれた小箱をちょこんと手のひらに乗せ、ニコニコと言った。
「赤いリボンがサツキくんたち。黄色いリボンがヒナちゃんにだね」
「いいお店だったよね。《スモールリボン》を巻けば箱が小さくなって、リボンをほどくと元の大きさに戻るっていうんだから」
「サプライズプレゼントにぴったりだよ!」
「違ノ勘さんも、お店がうまくいくといいね!」
「うん!」
大きくうなずき、エミは視線を移した。桜の木が月明かりに照らされ、幻想的なほど美しい。
「綺麗~!」
「エミ、写真撮ろう! ボク今カメラ使えないから、エミが撮ってよ」
「オッケー! いい夜桜~!」
橋の欄干に小箱を置いて、エミは撮影を始める。
アキはあっちこっち指差しながらはしゃいでいた。
たくさん写真を撮りながら動き回る二人は、小箱を欄干の上に置き忘れていた。
二人が橋から見えなくなるほど遠ざかったとき。
そこに、少年が通りかかる。
「おや?」
少年が顔を向けると、欄干に置き去りにされた小箱をおじさんが発見して、手に取ったところだった。だが、取りこぼしてしまい、二つは橋の上に転がった。
PON!
リボンがはらりとほどけて、二つの箱は大きくなった。太鼓橋というアーチの強い橋の上だから、大きくなったあともゴロンゴロンと何度か回転した。
「あぁっ! やっちゃった。いきなり大きくなったけど、魔法道具なのかな?」
「たぶんそうですねえ。手伝いますよ」
「ありがとう。キミは?」
少年は、黒く長い髪を後ろで一つに束ね、袖にはだんだら模様の羽織をまとっている。年の頃は十三、四歳といったところだろか。
「僕は流浪の剣士です」
「そっか。若いのに偉いね」
「えっと、どちらが赤いリボンでしょうか」
「あれ? どっちだ? まあ、とりあえず近くにあったほうで。適当でもいいんじゃないかな」
リボンを巻くと、箱が小さくなった。
おじさんが安堵する。
「はあ、よかったあ。元通りになったよ」
「お疲れ様です」
「ありがとうね、本当に」
「いいえ」
「しかし、だれが置き忘れたんだろう。
「そうかもしれません。では、僕はこれで」
「夜道、気をつけてね。剣を持ってると襲われるっていうから、くれぐれもねー」
おじさんは少年を見送り、この小箱を見廻組にでも届けようかとしたところで、二人組の男女が走って来た。サンバイザーをつけた二人で、小箱を見るや叫んだ。
「あー! やっぱりここだったんだー!」
「おじさん、ありがとうございます!」
「ありがとうございます!」
「これ、キミたちの?」
尋ねると、二人組は大きくうなずいた。
「はい。友だちへのプレゼントなんです」
「そっか。持ち主が見つかってよかったよ。どうぞ」
「わーい!」
ありがとうございます、とまた二人がお礼を述べて、おじさんは笑顔で手を振り見送った。
アキとエミは、置き忘れていたプレゼントの小箱をおじさんから受け取り、当てもなく歩く。
「どこかに玄内さんがいるといいなあ」
「アキのカメラ、直してもらいたいもんね」
「あ、ヒナちゃんだ」
「ほんとだ。さっそく渡そう」
偶然出会えたヒナには「げっ」と驚いた顔をされたが、二人は気にせずプレゼントを渡す。プレゼントとあって、ヒナもまんざらでもなく受け取ってくれた。
「よし、今度こそ玄内さんを探そう」
「サツキくんたちにもお土産あげたいもんね」
王都をぶらつき、夜桜も楽しむ。
「これはいなせってやつだよ!」
「だね! ミナトくんが言いそう」
「うん、ボクもそう思って言ってみたんだ」
「ミナトくんも夜桜を楽しんでるかな?」
「風狂人だからね。玄内さんにも負けないくらいにさ。だからきっと夜桜に乾杯してるよ」
「ルカちゃんも風流を楽しめてるといいなあ。クコちゃんとサツキくんもね」
「あとさ、エミがお面屋さんの場所を教えてもらった――」
「チナミちゃんだね! ナズナちゃんも。二人はどうしてるかなあ」
エミが友人たちに思いを馳せていると。
二人の歩く先の上空に、少女が浮かんでいた。
「ん? あれ?」
「どうしたの? アキ」
アキが空を指差す。
「あそこ。空にナズナちゃんが見える。歌ってるよ」
「うそ!?」
エミが前を丸くして顔を上げて空を見ると、確かにナズナが空を飛んで歌っていた。
「なんだかわからないけど行ってみよう!」
「だれか応援してるみたいな顔だもんね」
「頑張ってる人がいるんだ」
「よーし、ナズナちゃんといっしょに応援しよーう!」
そんなわけでナズナの元へ行ってみると、そこではサツキが騎士と戦っていた。
戦う理由はわからなかったし、相手がだれなのかもまるでわからない。
しかし、アキとエミは大切な友だちのために助けることにした。
そしてサツキの頑張りのおかげで勝負に片がついた。
勝負が終わると玄内もやってきたので、アキは玄内にカメラを直してもらった。
さらに、クコとルカもその場にやってきて、二人はサツキにお土産を渡してみんなに別れを告げた。
こうして、アキとエミはリボンを取り違えてしまったままのプレゼントを渡して、二人夜道を歩く。
「気に入ってくれるかな?」
「きっと大丈夫さ」
ただ、ここまではただの前置き。
問題は、取り違えてしまったプレゼントを受け取った二組のほうである。
この日の晩、
やっと家に帰ってお風呂に入ったあと、ひと息ついて小箱の存在を思い出した。
「そうだった。なんかサプライズプレゼントって言ってたわね。変な二人だと思ってたけど、こういうのは嬉しいわよね。ちょっと開けてみようかしら」
このリボンをほどくと、
PON!
箱が大きくなった。
指輪ケースくらいだった箱が、重箱より一回り大きいくらいになる。
「あ、手紙もいっしょにもらったんだった。使い方はこれを見てって言ってたわね。どれどれ……」
オーラフ騎士団長との戦いを終えて、
その際、アキとエミに小箱をもらい、
「アキさんとエミさん、いつの間にかバンジョーさんに会っていたんですね」
「帰ったら、みんなでそのサプライズプレゼントを開けてみるか」
「私たちが使い方に困らないよう、手紙ももらったしね」
宿に戻って、サツキはバンジョーと少し話をして、クコとルカが部屋にやってきた。
四人で小箱を開封する。
「この赤いリボンは《スモールリボン》といって、ほどくと元の大きさに戻るそうです」
「クコがバッグにつけてる《スモールボタン》に似てるな」
「そうですね。このリボンは他にも使えるから、取っておきたいですね」
「うむ」
「なあ、早く開けようぜ」
バンジョーがせかして、クコが赤いリボンをほどいた。
PON!
箱が大きくなった。
指輪ケースくらいだった箱が、重箱より一回り大きいくらいになる。これはヒナへのプレゼントと同じ大きさだった。外観の違いはリボンだけなのである。
クコは手紙を見ながら言った。
「まずは、わたしとサツキ様へのプレゼントみたいですね」
「へえ。なんだろう」
「『甘くてとってもおいしいよ。食べると疲れが取れるんだ。疲れているほど甘く感じるのさ。いつも頑張ってる二人には甘すぎるかもしれないけど、ぜひ食べてね』ですって。魔法のお菓子だそうです」
「これがか……?」
しかし、サツキが取り出したのは、洗顔クリームのようだった。
ヒナは手紙を読んで一つ目を手に取る。
「ええと、なになに? 『この前、光北ノ宮でおそばを食べてるとき、ニキビができたって気にしてたよね』。ああ、そうね。おでこにね。で……『だから、これをあげるよ』」
手に取った物を見て、ヒナはつっこむ。
「チョコじゃん! 逆でしょ逆! あいつらあたしをおちょくってんの? 食べたらニキビによくないって聞かない? ええっと、『顔に塗るといいんだ。ピカピカになるよ』だって。え? 食べないで顔に塗るタイプ? 塗るタイプのチョコなんて聞いたことないんですけど。食べるわけじゃないんだったら、むしろニキビによかったの? ちょっと試してみるわ」
ちょこっとチョコを温めて、溶けてきたところを顔中に塗りたくった。
サツキは不思議そうに聞いた。
「この世界では、食べるタイプの洗顔クリームなんてものがあるのか?」
「ふふふ。聞いたことありません。でも、あったんですね。魔法道具かもしれませんよ。ここは晴和王国の王都、天都ノ宮。どんな魔法道具があってもおかしくありませんから」
「オレも初耳だけど、そいつで体力が回復するならいいよな」
クコとバンジョーは楽しそうに自然と受け入れているが、ルカは洗顔クリームのチューブをまじまじと見て、
「そうかしら。魔法道具みたいな説明もないし、普通の洗顔クリームに見えるのだけど……」
「とりあえず食べてみましょう。わたしたち、今日は動いたから疲れてると思うんです」
「うむ。甘ければ本物だってわかるしな」
「はい」
二人は「いただきます」と声をそろえて、手のひらに取った洗顔クリームをちょこっと舐めてみる。
「ま、まずい……」
「甘くないです! わ、わたしたち、疲れてなかったんでしょうか」
「俺は結局、アキさんとエミさんに助けてもらった。頑張りが足りなかった自覚もある。これからはもっと頑張るぞ、クコ」
「はい!」
「おう! 頑張れよ、二人共! 応援してるぜ!」
気合を入れるサツキとクコ、応援するバンジョー。そんな三人を見て、ルカは不安そうに言った。
「やっぱり普通の洗顔クリームだと思うのだけど……病気になるから食べないほうがいいわよ」
なにかがおかしい。そう思うのだが、ルカにはさっぱりわからない。
プレゼントが取り違えてしまったことなどつゆ知らず。
ヒナはチョコレートを顔面に塗りたくって、真っ黒な顔で手紙の続きを読む。
「次はなにかしら。『いつも望遠鏡を見てるヒナちゃん、目が疲れてるかもしれないよ』。確かに。意外とそんなとこまで見てたのね、あの二人。それで? 『そんなヒナちゃんだから、これを目にさすといいよ。目を大切にね』。これってなによ」
箱から取り出した物を見て、ヒナはギョッとする。ビクッと肩を震わせて、それを放り投げた。
「うわあ! なによ! 注射器じゃない! 目が疲れたから目の治療だ! 目に刺すぞ! って? 失明するわ! どんな顔して『目を大切にね』よ! あいつら頭おかしいっ」
恐る恐る注射器を指先でつまみ、箱の蓋に乗せておいた。
ふう、とヒナは息を吐き出した。
こちらも、中身を取り違えてしまっていた事情など知らない四人。
クコは手紙を音読する。
「『これはルカちゃんにだよ。お医者さんになる夢、応援してるね。これが良い物かわからないけど、いつか使ってくれるとうれしいな。お医者さんになるには免許がいるんだっけ? 何年後でも使ってね。ルカちゃんがさす姿、きっとカッコイイんだろうなあ』。ですって」
「アキさん、エミさん……」
ルカが感動しているところへ、サツキが箱から取り出した物は。
「目薬だ」
「ん?」
すぐに、ルカが首をかたむける。
「私、耳鼻科でも眼科でもなく、父のような内科のつもりだったのだけど……」
「で、でも、ルカさんがお仕事頑張って、疲れ目に目薬を差す姿、きっとカッコイイと思います」
一生懸命にクコがフォローするが、ルカは「そ、そう……」と複雑な顔で応じた。サツキから受け取った目薬を片手にパッケージ裏の説明文を読む。
「疲れ目に……ね。とはいえ、『何年後でも使ってね』と言われても、消費期限が来年末までになってるし、適度なタイミングで使わせてもらおうかしら」
「そうだな。医者になったあとじゃないと使っちゃいけないなんてことないもんな」
「ええ」
「ええと、これが最後ね」
ヒナは手紙を読む。
「『アタシたち、ヒナちゃんが一番欲しい物がなんなのか、よくわからなかったの』。まあ、言ってないもんね。気持ちだけでありがたいわよ。『だから、ボクらが選んだ物じゃなくても、これで選んでおくれよ』。選ぶ?」
疑問を持ちながら、ヒナは箱から取り出した。
「げげっ! 包丁じゃない! ビックリしたぁ! べ、別に包丁なんて欲しくないわよ! でも、選ぶって言ってたわよね。どれどれ? 『これを持って、
頭を抱えてヒナはうなだれる。
「なんか頭痛くなってきた。変なものばっかり渡してきて、あたしで遊んでるわよね。それに付き合ったあたしもあたしだけど、これで寝坊したらどうしてくれるのよ。まったく」
チョコまみれの顔でぼやくヒナであった。
最後の品物は、サツキたちのほうでも取り出される。
クコがまた読み上げた。
「『これで最後だよ。バンジョーくんがますます立派な料理人になれるように、応援してるよ。これはとっても切れ味がいいんだ。お魚でもお肉でもお野菜でも果物でも、じゃんじゃん切ってよね』、ということです」
バンジョーが箱から取り出したのは、カードだった。
「お? 引換券? 引換券って書いてあるぞ。どっかの店のカードなのか。これで切ればいいんだな。ちょっと待ってろ」
いそいそと手を洗ってまな板とリンゴを取り出して、バンジョーはカードで切る。
「なんだよ、切れねえぞ。切れ味微妙じゃねえか?」
「でも、『熟練の鍛冶職人がつくったもので、模様やデザインにもこだわったんだって』とありますよ」
「ほーん。確かに、『
「驚きですね。『少し重いけどそれだけ良い物だよ』とのことです。よかったですね、バンジョーさん」
「おう。オレにはこんなカード、軽いくらいだぜ! 今度会ったときお礼言わねえとな。早く使いこなして、あいつらにもうまいもん食わせてやるか!」
こうして、王都の夜は更けていった。
バンジョーが寝つき、サツキが『大陰陽師』と対話していた頃、ヒナは「い、一応、物は試しよね」とつぶやいていた。
深夜、アキとエミがラーメン屋で店主と話しながらお酒を楽しんでいると。
変な噂が聞こえてきた。
ラーメン屋の屋台で、アキの隣に座った男性二人組がしゃべっている。
「なんかさっき、強盗が出たらしいぜ」
「強盗?」
「しかも子供だってよ」
「へえー。子供が強盗ねえ。人斬り事件もあるし、王都も物騒になったもんだ。でも、どこの店だ?」
「今日新しくできたばっかの店らしい。しかもその強盗は顔がチョコレートまみれで、包丁を持ってたんだけど礼儀正しかったらしいぜ」
「なんだよそれ。本当に強盗かよ。子供が寝ぼけたのか?」
「たぶんな。途中で目が覚めたんだろうな、その子供、洗顔クリームと目薬を買ってったってよ」
「結局買い物したのかよ。はっはっは」
と二人は笑っていた。
話を聞いて、アキとエミも驚いていた。
「そんな子がいるなんて、やっぱり王都って不思議だなあ」
「でも、そんなに悪い子じゃないみたいでよかったよ」
「まあ、顔にチョコレートを塗るのは変わり者だけどさ。あはは」
「あはは。そうだね。どうしてそんなことしちゃったんだろう。本当に世の中、いろんな人がいるね」
アキとエミは最後の一杯を飲み干して立ち上がる。
「ごちそうさまでした。おいしかったです。また来ますね」
「ごちそうさまでした。満腹でいい夢が見られそうです。ごきげんよーう」
元気な二人は王都の夜空の下を歩いて行った。
翌朝。
ひとりの少女は、昨晩いろいろあったせいで寝坊したのだった。
「うわぁっ! なんでぇー! 寝過ごしたー!」
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