人物ファイル4 チョー・タオと嫦娥閉殻

 蒼堂だ。今日は、チョー・タオと嫦娥閉殻について話そう。

 タオは昔の中華人民共和国がルーツの人間であり、母国は嫦娥閉殻だ。

 タオの家庭は、嫦娥閉殻の中ではかなり、有名らしい。

 比較的平和な国のため、家族などは普通の生活を送っていると聞いた。

 そんな中、あいつは子供の時は体を動かすことがとにかく好きだったらしい。

 その流れで、独自の体術を発展させ、ノリで二丁拳銃の扱いも覚えたらしい。

 我々は訓練をうけ、武術や、武器の扱いを学ぶが、あいつは完全に独学だ。

 あいつの体術はあいつにしかできない。

 一度、教えてもらおうとしたが、全くもってできなかった。

 比較的平和な嫦娥閉殻で、武術などいるか?と思うかもしれないが、巨大な壁があるせいで、外界からは国を守れていても、中では喧嘩や、小競り合いが絶えないらしい。

 嫦娥閉殻では、特例を除き、公に貿易を行っていない。そのため、壁の中で作物を育て、家畜を育て、完全な自給自足で生活している。

 足りない物などを巡って喧嘩などが起こるため、身を守る為としては必要という事だ。と、タオは話していた。

 おっと、噂をすればタオが呼んでいる。

 どこかで会おう。

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F2 登魚鮭介 @doralogan

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