日常編

エピソード1

うーん。眠い。今の時刻はっと。朝の6時か。

久しぶりによく寝れた。でもまだ寝足りない。

まず、顔を洗おう。歯も磨かなきゃな。

いつも通りの朝だ。制服に着替えてっと。

「ん?蒼堂。いつもどおり早いな。」

「早起きは健康にいい。」

「というか、何故下着しか着てないんだ?」

普通に気になった。

何処とは言わないが、普通に大きい。

「シャワーを浴びたからな。まだ、着替えてないだけだ。」

「そうか。」

表面は冷静に言い返したが、内心は動揺している。

せめて、タオルくらい巻いてもいいと思う。

「おはようございま〜す。」

攻浜が起きてきた。

ん?後ろにだれかいる?女?誰だ?

「お、攻浜。起きたか。」

蒼堂は気にしないのか?

「というか、タオはまだか?今日の朝食当番はあいつだぞ?」

「おはようございまーす!タオ起床しました!」

「遅い!遅すぎる!」

「すみません!」

「まあ、いい。今日は、新メンバーを紹介する。」

まさか、あの女が新メンバーなのか?

「ここに来い。」

恥ずかしそうに、攻浜の後ろにいた女が、蒼堂の横に歩いていった。

「鳳仙ですっ!これからお世話になります!」

待て待て待て。女じゃない!少女じゃねーか!

「15歳です!」

「「「は!?」」」

俺とタオと攻浜の声が一致した。

まぁ、無理もないか。

なにせこの国は軍事政権になってから、やばいもんな。

「鳳仙は我がF2の回復を担当してもらおうと考えている。」

「回復担当か。やっとだな。」

やっと、傷を負ってもすぐに処置できるようになるのか。

「俺は、鬼刃。よろしくな。」

「チョー・タオだよ。タオって呼んでくれ。」

「攻浜悟です。お願いします。」

「はいっ!こちらこそよろしくお願いします!」

「という事で、今日から新メンバーが加わる。

全員で頑張っていこう。」


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