免罪符
「これこそ
不良少年を持つ母親の子煩悩は計り知れない。それは太陽さえも飲み込む魔性だ。
それは量子コンピューターの人工知能でも同じことだろう、弁護士は無能である。
こんな子を何故、有罪にするのか?
無意味で無価値な時間が吐き出されるだけ。
ならば、彼の持つ断罪の大鎌は哀愁が漂う。
「そうです、貴方以外が邪悪です‥‥‥」
そのメイド型アンドロイドは彼を嘲笑した。彼女はニャルラトホテプだった。
彼女の本音はきっとこうだ。
「こんな世界、全て間違ってると思う、あぁ、私は九本ある狐の尻尾のただの一つ、うふっ、うふふふふふふふふふっ!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます