変態若葉マーク

どこぞの彼はイケイケの不良として生きてきたが、実はマゾである、しかし、実際のSMは体験した事がない。

 風紀委員の若葉はそれをとある瞬間に知ってしまった。

 眼鏡をかけた陰湿な女だ。

 フェミニストにもなりそうなぐらい正義感が強い女だった。

 「はい、全裸になって、そして、レイプされる前の女の子のように全裸土下座してね」

 パシャッ、携帯電話で写真が撮影された。

 「これで君は私に逆らえない」

 そして、正座させられる。

 顔面を思い切りひっぱたかれた。

 「屑、ゴキブリと糞虫、あぁ、コウチュウ目・コガネムシ科、およびその近縁な科に属する昆虫のうち、主に哺乳類の糞を餌とする一群の昆虫を指す。食糞性コガネムシだけど、ウンコって毒物なのよ、破傷風怖いよね、それと百足とヤドクガエル、毒蛇もかな、スズメバチってか、デブだからクマバチの方がいいか、ミソジニストやキモオタの草って笑うのって毒草だけども、それを一つに絞り終えちゃった、それが君という屑」

 罵倒責めとは呪詛に似る。

 「もう、学校や会社とか行かなくていいよ、ここにずっといて、世間様、人間様とは無関係でいなさい、だって、貴方、闇の嵐を越えた闇の嵐だからね」

 そして、ついでに言う。

 「衣服は着るな、トイレはそこにペットシートにしろ、そして、あとは、これだな」

 金槌、一般的でどこでも買えそうなぐらい廉価なものだった。

 「人にされて嫌なことはしちゃいけません、こうなるから♥️」

 彼の金玉が二つ粉々になった。二度と射精など出来ないほど絶望的だった。

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