俺とお前の歪んだ世界


脳血管性認知症とは、脳の血管障害でおきる脳梗塞や脳出血によって起こる認知症です。 脳梗塞とは脳の血管が詰まって、脳の一部に血が流れなくなってその部分の脳の働きが消えてしまう病気です。 脳出血は脳の血管が破れて出血し、その部分の脳細胞が溜まった血液によって押されて様々な症状が現れます。たまにそういうこともあるだろう。


あと、別に8月15日でなくても事故は起こる。


トラックどころか電車。


轢き殺された死体、それはまだ動く。


経営学と経済学は似て非なるもの。


そんなわけでゾンビと一期間、すれ違う。


彼、彼等とは巡り合わせが悪かった。もう少し、北の方で一人暮らしすれば別と言えたし、多分、歯車が噛み合いにくかった。


気配を完全に殺して、とある階段を降りて、元凶の黒髪の女性の横の彼を見る。


不自然なまでに黒く染められたそれは大学デビューという単語を知らないように見えた。


そのような歪んだ世界は世界情勢という現世から離れた幽世かくりよのような出来事だった。


「毛利‥‥元就‥‥」


その言葉を発したのはどちらかそれ以外か。


どれにしても、夏が過ぎてもかき氷のブルーハワイを食べることは忘れていた。

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