偽計


金髪白人が十字架を握りながら言う。


「人間は時に悪魔のようになる」


証拠は電脳空間サイバースペースに保存された流血映像スナッフビデオ


有名人、有名なエリートが映る。


ジルドレやエリザベート・バートリーのような子供男女関係なく殺し、血を啜っている。


「この僕という光の戦士、光として裁くべき悪行、純粋な悪のアドレノクロムだ」


クチャクチャ、奇妙な粗食音がした。


ガム、それも膨らませたので風船ガム。


パンッ!とすぐに割れた。


振り向くと男がいる、鎖帷子、レッドフードに黒いジーンズ、安全靴をしている。


「それ全部、偽装映像ディープフェイクだよ」


「は?そんなの嘘だ」


「まぁ勝手にすればいいよ、自分の信じたいモノだけがお前の真実、お前の中ではな」


会話はあっさり終わる。


核心的反応、彼が


信じるか禁じるかは貴方次第。


もしも、本当なら彼は女狐のようだった。

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