第155話
「とりあえず、少しの間カスーロに行ってくる
その後はゲートの向こうで転移魔法陣とか色々探す」
「ゲートの向こうに転移魔法陣?
どういうことだ?」
ルークが教えてもいいか?と言う感じでこっちを見るので頷いておいた
「ゲートは別の世界に繋がってるんだ。
んで、別の世界は魔物に苦しんでる
でもどういう法則でどこに飛ばされるかわかんないからゲートについて調べようと思ってるってわけだ」
「なんかその話聞いたことあるな
なんでも冒険者が別の世界の王にあったとかって騒いでたことがあったって何代か前の支部長の記録にあったな」
「だから、俺らは困ってる世界を助ける為に頑張ろうって事になったんだよ」
「それを言い出したのはエスタか?
ルークがそんな殊勝なことを考えるわけねーしな」
「うるせぇな
まあそういうことだからどれくらいかかるかわからんけど調べてみる」
「そういう理由ならギルドカードの更新はなしにしてやるよ」
あ、全く忘れてたけどギルドカードは1年に1回更新しないと行けないんだった
普通は買取の時や、依頼の時に更新されるけど僕たちはどれくらい帰って来れないかも分からないから更新しなくてもいいのはありがたいな。
「おう、支部長サンキュー
じゃあ俺らは行くから!
またゲートに行く前に顔出す」
「おう気ぃつけれよ」
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