第105話

あるかもとは思ったけど本当にあるとは思わなかったな


水場の中の目立ちずらい場所に穴が空いていたのだ

大きさは人が1人通るには充分な大きさだった


横穴の大体の場所を覚えて1度上がって

作戦会議だ


この先はどこに繋がっているのか


エリサは水中での活動は厳しいみたいだからここで待っててもらう

グエンは水中でも問題ないということで一緒にいく

1人で行くのは不安だからよかった。


早く行きたいけど1回ご飯を食べてゆっくり休憩してから行くことにした


お昼ご飯を軽く済ませて

僕とグエンは水場の中に行く、エリサはここで僕の荷物を見てて貰うことになった


必要最低限のものだけ持っていく

万が一の為に弁当と飲み物と着替え武器は身につけてるから大丈夫


必要な準備はこれくらいかな


「じゃあ行ってくるね

荷物頼んだよエリサ」


エリサを撫でながらそう声をかける


「任せときなさい

気をつけて行くのよ

グエン、エスタをよろしくね」


「我の命に変えても守ることを誓おう」


と、みんなで挨拶をして

水場の中に見つけた横穴に行く


横穴に入って少し進むと水位がちょっと低くなったようで息継ぎ出来るようになった

横穴に入るまで息継ぎの事忘れてたからよかった…

5分くらい進んだかな?

周りに薬草等の植物が生えた岩が沢山宙に浮いてる凄い不思議な光景だ


水位はだんだん低くなってきていてもう普通に歩けるくらいだ

進むに連れて水位が低くなっていく

どういう作りになってるのか不思議だけど考えても分からない


横穴に入ってから30分くらい経っただろうか

水はもう足首より下になってる

普通だったら植物が岩に生えて宙に浮いてるのなんて不気味以外のなにものでもないはずなのに何でか不気味なんて全く思わない


「ここはなんなんだろうな」


そんな事をグエンと話しながら歩き続ける

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