第98話
寝室に入ってベットにお母さんを
寝かせてあげる
「ルート何があったの?」
焦っても仕方がないので落ち着くように心がけながらルートに聞く
「朝から少し体調が良くなかったらしいんだ
お昼ご飯も軽めに済ませて休もうとしてたんだけどお昼ご飯を用意しにキッチンに向かおうとして立ち上がったところで急に倒れたんだ」
昨日の夜から特に変わった事はなかったらしい
何も無いといいけど…
「そうだったんだ
いつもお母さんを見ててくれてありがとうね」
僕は本心からお礼を言うと
「ごめんエスタ
近くにいたのに何も出来なかった
クリスと2人で毛布かけてあげるくらいしか出来なかったんだ…」
ルートがこんな情けない声出すの初めて聞いた
余程心配してくれてたんだな
「ルートだけじゃなくてダンもティムもクリスもエリサもグエンもみんながいるから僕は安心してダンジョンに行けるんだよ
ダンとティムとエリサとグエンはダンジョンで助けてくれる
ルートとクリスはダンジョンに行ってる間にお母さんと一緒にいてくれるだから僕はダンジョンに行けるんだ
みんないっつもありがとうね
これからも僕のこと助けてね」
そう声をかけると皆が嬉しそうにしてるのが分かった
『エスタ、ザルト達がきたよ』
到着したみたいだ
『お母さんの部屋に案内してきて』
ちょっと待ってるとクリスに案内されてスティングの人達がきた
その後ろには知らないの優しそうな女の人がいる。きっとこの人がお医者さんなのだろう
「初めまして
医者をしてるクレアよ」
「初めましてエスタです
こっちで寝てるのが母のドーラです
昨日の夜から変わりなかったんですけど急に倒れたみたいなんです」
自己紹介をして今分かってることを伝えて
診て貰うことになったので
部屋の外に出て診察が終わるのを待つ
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