第92話
そんなこんなで紹介とかを終えて
ザルトさんのいつもいる酒場にいく
酒場に居なくても宿の方に行けば連絡は取れるだろう
と思いながら酒場に入って周囲を見渡す
今日はいつもより人が少ないな
秘密の部屋探すのに皆ダンジョンなのかな
あ、ザルトさんいた!
「すいません!知り合いがいるので相席させて貰いますね
エールと葡萄酒お願いします」
と定員さんに声をかけ酒を受け取ってザルトさんのところに行く
「ザルトさん、お疲れ様です」
唐揚げを夢中で食べていたザルトさんに声をかけると顔をあげて
「おお、坊主おつかれ
くうか?」
やっぱりこの人はいい人だな
「いえ、大丈夫です
これ飲んで下さい!」
エールを、差し出して乾杯した
「ザルトさんちょっと相談があるんですけど
前の使い魔も入れるお店に場所移してもいいですか?」
そう聞くと真剣な顔をして
「ここじゃヤバい話なんだな?」
僕は無言で頷く
2人とも酒が飲み終わったらお会計をして
前の酒場に向かうことにした
「ここは僕に払わせてください!
これからお願い聞いて欲しいので」
と言っても俺が払うと譲らないので
甘えてしまった
ちょっと高そうな前の酒場についた
中に入ると僕達のことを覚えていてくれたようだ
「いらっしゃいませ
個室の席でよろしいですか?」
「はい!お願いします!」
と言うと直ぐに案内して貰えた
とりあえずお腹空いたので適当に料理と酒を注文した
料理が来たところで早速ザルトさんにお願いする
「ザルトさん秘密の部屋のこと知ってますか?」
「あー何か21Fから25Fの間にあるって言われてるあれか?」
どうやら21Fにあるって確定してた訳じゃないみたいだ
「はい!その秘密の部屋です
まだ誰にも言ってないんですけど秘密の部屋見つけました」
ザルトさんが驚いて立ち上がった
「は?まじか?
どうやって見つけたんだ」
座り治して貰って見つけた経緯を話した
「というわけで見つけて秘密の部屋の中も見てきました」
「お願いってのは秘密の部屋に一緒に入って魔物を倒す手伝いってことか?」
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