第77話
かなり高く売れるみたいだ
ティムとエリサすごい!!!
桃は全部で20個以上ある全部で金貨10枚超えるのか…
ヤバいなどうしよう
金庫が欲しい
そんな大金持ち歩くの怖いよ
そう不安に思っていると
「よし、じゃあギルドに一緒に行くか俺が一緒に行けば変なやつに目付けられたりしないからな」
と提案してくれたのでお願いすることにした
お礼代わりに
「ザルトさん、色々ありがとうございます!
これお礼に1個どうぞ」
と、力の桃を差し出すと怒られた
ものすごく怒られた
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目の前の坊主は凄くいい子だと思う
ギルドで初めて見かけた時に猫の魔物を連れていたからテイマーで見るからに弱そうな坊主が心配で声をかけた
その後ダンジョンについて色々教えてやった
この情報で少しでも長生きしてくれるといいんだけどな
その話をするとパーティメンバーにはまたお節介してるのかと呆れられたが…
2週間位たった頃に坊主が俺の元にやって来て2Fの情報をくれと言うので話してやった
上手く言ってるのでそれとなく聞いてみると
宝箱から短剣が出たそうだ
見せてもらうと魔法の短剣…1Fで見つかるようなものじゃないと思うんだがな
翌日昼飯食いに行こうとパーティメンバーと宿を出ると件の坊主が居たので話しかけた
「おーい坊主!」
声をかけると振り返って挨拶してきたので話をすると珍しい実を見つけたという
飯屋に連れて行って話を聞いて坊主だけだと心配だからギルドに一緒に言ってやろうとしたら
力の桃を差し出してきた
価値がまだよく分かってないのかもしれんが
そんなにホイホイ渡すもんじゃねーだろ
この坊主やっぱり危なっかしいな
「それはお前が取ってきた物だろうが
簡単に人にあげるとか言うな
お前が自分の命を賭けて取ってきた成果なんだぞ!?
お礼なら今度酒1杯でいいから気にすんな」
坊主は納得しきれていないような感じで桃をしまった
その後俺たちはギルドにむかった
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