第24話
「よし!
準備完了!今日も頑張ろうか!!」
そう言って部屋を出て部屋の鍵を
宿主さんに預ける
「おはようございます!
エスタです!」
「エスタくんおはよう!
はい、鍵は預かったよ
エスタくんは今日は薬草採取かい?」
「はい!
薬草採取に西の森に行くつもりです」
「そうかい!
じゃあギルドに納品して薬草が余ったら少し分けて貰えないかい?
ギルドより少し安くなっちゃうけどお礼もするからね」
「分かりました!
じゃあ余ったら持ってきますね!」
宿主さんが困っているみたいだったから
快く引き受けた
最近はダンとの連携にも慣れてきて
僕達は別々に薬草を探して採取出来ないダンは見つけたら
僕に教えてくれるからその薬草を採取する
効率2倍とまでは行かないけど
1人より各段に効率がいい!!
今日もその方法で探す予定だ
「ダン、ここは北の草原より魔物が多いみたいだからあんまり離れないようにしようね」
「了解だよー」
「よし!じゃあこの辺で薬草探そうか
僕はこっちを探すよ!」
右の方を指しながら言う
「じゃあ僕は反対だねー」
手分けして薬草を探し始めた
最初の頃は見失うと見つけるのに
苦労したんだけど
最近は大きくなってきて見つけやすくなった
ダンは今体長10センチくらいだ
これからまだ成長したらどうやって見つからないように
宿に連れていくか
見つかったらどうしようかなど不安はあるけど
それでもダンとお別れする気は無い
そんな事を考えながら薬草を取ってると
「エスター!こっち来てー!」
とダンに呼ばれた
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