30話アル、お金を稼ぐ(セーナさんと)

で昨日もたっぷり愛し合った。

昨日のセーナさんは

「愛してるよ」と低いトーンで言ってくれた。

なんか、かっこよかったなー。

いつも通り朝食食べている。今言わなきゃ!

「セーナさん!」

「どうしたの?」耳がピクピク動いてるかわいいー♡触りたいなー。

いけないいけない。

「あの!僕!今日1人でクエストに行ってきます!」

「クエスト?あー、ニルが言ってたの気にしてるの?大丈夫だよ。婚約指輪も私が買ってあげるから。お金なら1つ国買えるくらい持ってるし。」

「ダメですよ!」思わず立ち上がってしまう。

「ちょっと1回落ち着いてアルくん♪」

なんかセーナさん普通はちょっとびっくりするはずなのになんか笑顔だ。なんでぇ?

とはいってもちょっと抑えされなかった。

「ごめんなさい…。けど僕が貯めたお金でセーナさんに渡したくて…」

「分かった。私ついていくわ♪」

「さすがにそれは意味なくなりますって。後セーナさんも仕事ありますよね?今日セーナさんの書斎掃除しにいきましたけど大量の書類が山積みになってましたよ?」

「うっ。それは…じゃあ今日だけでもついていく!それで大丈夫だったら明日から1人で行っていいから。ね?」

「分かりました。その代わり明日からはセーナさんもお仕事頑張ってくださいよ?」

「うん!早く食べて行きましょ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ギルドに来た。とりあえず受け付けいこう。

「すいません。このクエスト受けたいです!」

「それでは冒険証を」

「はい!」

「確認させていただきます。名前はアル様!?ということは…」

「大丈夫。今日は私はあくまで付き添いだから。」

「し、し、失礼しました!大丈夫です!」

すぐ冒険証を返された。

普通はもうちょっと時間かかるのに、セーナさんが隣にいてくれてるからかな?

「そう。じゃあアルくん早く行きましょ!」

「はい!」

僕が受けたクエストは町外れの森にある薬草採取。

ゴブリンとか魔物があまり出ないFランクには易しいクエスト。

「着いたー!」

「早速、薬草取ってきましょうか」

薬草を取ろうと準備していると

「いいよね。」

「セーナさん?どうかし…」

振り向いた時にセーナさん唇を奪われる。

「んー。セーナさん外ですよ!帰ってからいくらでもできますから、それに他の冒険者も来ますし…恥ずかしいですよ。」

「今日はここのクエストはなかったわ。今日くらいいいでしょ?」

「外ですよ!」

大事なことなので2回言った。これで…

「関係ない。だってアルくんがかわいいのが悪いんだよ。」

低いトーンで言われる。

「かわいいって。セーナさん!ん!」

舌を入れられる。まずいですって!けどセーナさんの息が…もう無理か。だって後ろに下がろうとも木がガードしてくる。

「はぁ、はぁ、大好きですよ♡セーナさん。」

「私も」

そこから夕方までずっと激しいキスをしていた。離してくれて、薬草をまた取っていても急にキスしてくる繰り返し。まぁ僕が離さなかったのも悪い。

帰ってる今はセーナさんが無言で僕を見てくれない。

「セーナさん、なんでやめなかったんですか?」

「ごめん。いやだったよね。幻滅したよね。こんな襲ってくるばっかの…」

あーこれ、ガチで落ち込んでるやつだ。

「全然嫌じゃなかったですよ?けど外ではあまりこういうのはやめてくださいね?家ではいくらでもしますから/////」

何を言ってるんだ僕は!

「はい。気をつけます。」

そこはやめるじゃないんだ。

「けど!アルくんも悪いんだよ!あんなにかわいいのがダメなんだよ!」

「僕のせいですか!」

とお互い笑い合う。良かった。元気になってくれた。

ギルドに戻ると

「やぁ、セーナ!」

「え、ニル」

そこにはニルさんがいた。


読んでいただきありがとうございます(o_ _)o




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る