第1章 セーナさんは綺麗でカッコイイ
第1話パーティーからの裏切り
《初めて書くので文章がおかしかったり誤字ったりするかもしれません。コメントで教えてくださると嬉しいです》《過酷の表現については※から※に設定してます》
「ぐはぁ!」
「おい立てよーまだここはダンジョンのなかだぞ」
「そもそもお前が転ばなければ今ごろ外にでれたのによぉ!」
「ほんとあんたのせいで」
と僕を見下ろしながら話すのは僕のパーティーメンバー、レン、ゴータ、アリアだ。
僕たちがいるこのB級ダンジョンは初挑戦だ。僕は最下級のFランク。荷物運びとしてこきつかわれている、役立たずだ。けどこのパーティーはレンが圧倒的に強いためこのパーティーは成り立ってきた。だがD級からC級に上がったばかりなのにレンが
「今の俺たちならB級いけるんじゃね?」と話を持ちかけてきたことから始まった。
最初は順調にみえたが奥に進むにつれて魔物が強くなりついには囲まれ、逃げようとした時僕は転んでしまった。そのせいで脱出魔法装置が壊れ命からがら逃げてきたということだ。
「ちっ!また魔物に囲まれた。おい!ゴータ!アルの荷物もて!」
「どうするんだよ!」
「アルを囮にする」
え?僕置いてかれるの?嫌だ!じいちゃんとの約束が
「お、置いてかないでよ!」
「は?あんたなんて今まで役に立ってきたことあった?ないよね?こんな時くらい役に立ちなさい」
そうかレンはこんな事態に備えて僕をパーテ
ィーに入れたんだ
※
僕をパーティーに入れる時
「お前は俺が強くしてみせるよ!」と
言ってきてくれたのが嬉しかった。
しかし段々クエストをこなしていくにつれて僕に教えてくれなくなりついには
「お前弱いから荷物運びな」
「なんで!?」
「なぁ知ってるかこの冒険者というのでは弱いやつはいらねぇんだよ」
「じゃあこんなパーティーやめてやる!!」
「ぐはぁ!」猛烈な痛みを感じた
「動くなよ、忘れ物してないか?」
「そ、それはじいちゃんからもらった」
パーティーに入る前に条件として自分の大事なものを渡すというのがあった
それで僕は今はいないじいちゃんからもらったリングを渡した
これをわたすことでパーティーとの絆が深まると思ったから
「か、返してよ!それは大事なやっ」
「黙れよもうお前は俺たちの荷物運びだ」
「まぁまぁ待てゴータそれ以外にも役目を与えてやろうじゃないか」
「まぁ、いい考えですね」
「で?なんの役目だ?」
やった!僕にもまだ役目が
「俺たちの世話係だ」
「え、やだよ!」
「うるせぇヤダヤダしか言えねぇのかよ。まぁ役立たずにはそれしか言えねぇのだな」
それから朝、日が出てもないころから夜遅くまでレンたちの武器磨きや備品調達や掃除などの日常生活の世話までさせられた。時々ダンジョン探索にもついていけずクエストが失敗したりすると殴られる時があった。そんなときあのB級ダンジョンに連れてってくれる話が出てついてきたらこの有り様だ。
※
「まぁそういうことで最後には役に立てよ」
ニヤァ
「ぐはぁ!」
置いてかないでよ…もう感覚が麻痺して痛みは感じない。もうダメだ…ごめんなさいじいちゃん…僕…
レンたちが遠ざかる音がする。《本当に行ってしまったのか
もう無理だ・
「はぁー!」 ザシュッ
え…?なんで?
そこにはいつもギルドで会うセーナさんがいた
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