#007 M200
エフォート・リスタを少女たちに預けた後、「エフォート・リスタが目を覚ました時、俺の事を少しだけ開示してくれ。 ああ、それと・・・俺と会った記憶をエフォート・リスタに託す。俺を見つけたらその記憶を返しに来い」と言い残して冒険団所属である所属タグを地面に投げ捨てて「また会おう、それと俺はJACKALだ」と言って背を向けた。その後、ギルドを出て行き宿屋に向かった。
「――という訳で、短い間ですが、お世話になりました」
「そうかい・・・。それで?ここを出たら、行く所はあるのかい?」
「少し、世界を見て来ようと思います」
女将さんが「それじゃあ、ここを訪ねてみたらどうだい?私の古い友人だけどね」と言って、羊皮紙に“リスタ中央本部ギルド”と書き続けて何やら紹介状みたいな書状を書き始めた。
「――はい、気をつけてね」
「なにからなにまで、助かります」
「やぁねー!照れるよ」
羊皮紙を受け取り再度、「また会えたら、良いですね」と言って宿屋を後にした。羊皮紙にかかれているリスタ中央本部ギルドに向かう前に、裏路地に入りそこで1つの樽を実家から持ってきた
「さてと、今度は一味違った武器を作るとしようか」
そう言って樽の中に両手を突っ込み、思い出し始めた。
++++++++
使用弾薬は
アクセサリーとして20倍率まで拡大できる
「・・・火力を見たいが、魔物が居なさすぎる」
爽やかな風が草原の草花を揺らしながら吹く中、野営用の食事を狩ろうとして近くにある
「――ぃぃいいいやぁぁぁぁっぁぁぁ‼‼‼‼‼」
「――フゴゴゴッ!」
アルトリア・ラーミスは瞳の色をスキルによって変え、作ったばかりのM200を取り出した。
「
照準器内にある十字マークのブレがほぼ無くなったのと同時に添えていた中指を引金にあてがい、「あばよ、
++++++++
しかし、撃ち抜かれたオークはそのまま地面に倒れ込み、起き上がらなかった。
「――ガチャン、・・・キンッ‼」
「
再び
「命中・・・!」
その調子で次々と残りのオークを討伐して行った結果、オーク討伐数35体という世界でも類を見ない数を叩き出した。
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