第35話

ガイア達は、浮島のハウスに帰って来た


ガイアは皆んなを連れて、リビングに行き、居残り組にユグドラシルを紹介して、ユグドラシルの事、皆んなの事を話し合った


ユグドラシルは、ガイアが許可しない限り、人化でいる事になった


バハムートも、ユグドラシルも、ちょっと痛い子達だから…


皆んなで温泉に入り、パロミデス×13が作った料理を食べて…


ガイアはルームへ

ユグドラシルと3日間愛し合った《超強精絶倫》を使って…

ガブリエル、ルシファー、パロミデス、セクメト、ティンカーベルが《サイズ変更》を使い、ネイト、レギン、バステト、ベリアル、マスティマ、バハムート達と3日間ずつ愛し合った《超強精絶倫》を使って…


ガイアは、ハウスの自分の部屋にいき、ベットで深い眠りについた


次の日の朝…

リビングに向かったガイア

全員がリビングのソファーに座って寛いでいた

「ガブリエル、ユラユラ、プルプル、ルシファー、キラキラ、パロミデス、ポンポン、セクメト、ティンカーベル、ネイト、レギン、バステト、ベリアル、マスティマ、バハムート、ユグドラシルおはよう」

『おはようございます」×57

パロミデス…が14人

ユラユラ、プルプル、キラキラ、ポンポン…×8匹…増殖終了みたいです

…いつもと変わらない光景です


「今日からしばらく1人で、Sランクダンジョンを攻略してくるよ!」

『いってらっしゃい』×57

「Sの移転」

ガイアは《Sの移転》で移転した


ガウェイン大獣王国の都市ガウェイン

都市ガウェインの城内にある…宝物庫

ガウェイン獣神王から現王に至るまで、集めたお宝が山ほどある宝物庫

その中にある黄金に輝く宝箱…

その宝箱が実は【Sランク獣神王ダンジョン】である


ガイアは、宝物庫に移転してきた


「よっ」

ガイアが、黄金に輝く宝箱に触れると、中に吸い込まれていった


吸い込まれた先は洞窟だった


「オートマップ」

ガイアは《オートマップ》を使うと脳内に【Sランク獣神王ダンジョン】の地上1階の全体マップと地上1階の文字が浮かんだ


ガイアは部屋の中央に向かって行った


中央にイスとテーブルが置いてある


「魂召喚!」

ガイアが魂を召喚すると…

『…誰だ…私の眠りを妨げる者は…』

「復元!」

『………』

ガイアは、自動収納袋から、依代カタログを出して見た

1、初代勇者の身体(女)

1、初代剣聖の身体(女)

1、初代聖騎士の身体(女)

1、初代聖戦士の身体(女)

1、初代賢者の身体(女)

1、初代忍者の身体(女)

1、初代巫女の身体(女)

1、初代龍神王の身体(女)

1、初代獣神王の身体(女)


「おっっ?見つけた!」

「融合!」

『……おぉー!』

無事、獣神王の魂と、依代カタログの初代獣神王の身体(女)が《融合》した


【獣神王が仲間になりたそうにこちらを見ている】

《オートマップ》に文字が浮かんだ

【眷属にしますか?】

「はいっ!」

【ガウェインが眷属になった】


「ガウェイン宜しく!」

『ご主人様、宜しくお願いします』


ガウェインに《スキル付与》で付与できるスキルを与えた


ガウェインが居た場所に宝箱が現れた

ガイアは宝箱を開けた


スキル《時の砂時計》を獲得しました

アイテム『ゴールドオーブ』を獲得しました


ガイアと、ガウェインは奥の部屋に行き移転装置でダンジョンの外に出た


ガイアと、ガウェインは、ダンジョンの外に出て

「ワープ」

ガウェインの奴隷商にやって来た

この惑星イヴには、3種類の奴隷がいる

借金奴隷…口減しの為に親に売られた者や、冒険者ギルドで依頼を失敗して、違約金が払えない者など、多種多様だが、借金を返済すれば、普通の市民に戻れる為、借金奴隷はそれ程危惧されていない

敗戦奴隷…戦争に負けた捕虜などである。女は、性奴隷…男は、肉体労働に就労させられる

犯罪奴隷…犯罪を犯した者が服役する。女は性奴隷…男は、肉体労働に就労させられる


都市ガウェインには、奴隷商が3店舗ある

戦闘奴隷専門の奴隷商と、一般奴隷専門の奴隷商、そしてモグリの奴隷商

俺達はまず、モグリの奴隷商に向かった

街の左奥にあるさびれた場所スラム街

その一画にあるモグリの奴隷商

2階建ての古いコンクリートの建物

鉄の扉を叩く

《コンコン、コンコン》

目だけ見える覗き穴から目付きの悪そうな目が俺達を睨む

『何だ?』

「すみません。奴隷を買いに来たのですが…」

『……ちょっと待ってろ……』

「はい…」

何故俺達が1番にモグリの奴隷商に来たかと言うと、モグリの奴隷商には戦闘中の怪我で、手や足を失った奴隷が多く、余り買いに来る客が少ない為、優秀な奴隷が多く残っているからだ…


『ぐへへ。いらっしゃいませ。どうぞ中へお入り下さい。』

いかにも悪代官みたいな男が、いやらしい顔で出て来た

「はい。宜しくお願いします。」

悪代官に中へ案内され、応接室のソファーに座るよう勧められた

『ぐへへ、まずはお座り下さい。』

「はい。ありがとうございます。」

『ぐへへ、それで、今日はどのような奴隷をお探しで?』

「…とりあえず、奴隷を全員見せて下さい」

『ぐへへ、分かりました。では、ついて来て下さい。』

悪代官の後をついて行く

応接室の裏の扉を開けると、長い廊下がある

長い廊下の両側に鉄格子で囲まれた小部屋が沢山あった

『ぐへへ、全て奴隷になっております。ごゆっくり見てお選び下さい。』

「はい。ありがとうございます」

1部屋ずつゆっくり見て行った…

各所の部位が欠損している者がほとんどだった

全部で15人いた

「これで全員ですか?」

『ぐへへ、いえ…まだ数名いますが、状態が…あまり良くないのですが…見ますか?』

「はい。宜しくお願いします」

『…ぐへへ、では、ついて来て下さい…』

悪代官に地下へ案内された

地下には鉄格子に囲まれた大部屋が1部屋あるだけだった

中にいた奴隷は皆んな状態が酷かった

手足がない者、両足がない者、両目が抉られている者…全部で8人いた


『ぐへへ、では、1度応接室に行きますか?』

「はい。そうですね」

悪代官と応接室に戻り、ソファーに座った


『ぐへへ、どうでした?気に入った奴隷はいましたか?』

「…そうですねぇ〜……まず、全員の値段を教えてください」

『ぐへへ、はい。全員一律金貨5000枚になります。』

「そうですか…それでは、23人全員お願いします」

『……なるほど、1つお聞きして宜しいでしょうか?』

「…はい。良いですよ」

『何故?全員お買いになられるのでしょうか?』

「そうですね…皆さん性格も良く、素敵な女性だと思ったので………是非仲間になってもらいたいので、全員お願いします」

『…そうですか…白金貨11枚と、金貨5000枚ですよ?本当に宜しいのでしょうか?』

「はい。大丈夫です」

『………』


《ガチャン》

突然上から、隠し階段が降りて来た

『すみません。ガイアさん。ついて来て下さい』

悪代官が隠し階段を登って行ったので、ついて行った

階段を登ったら2階の応接室に出た

ソファーに座るように勧められた


『ガイアさん。試すような事をして申し訳ありませんでした……私は元Sランク冒険者で、Sランク商人のプラムと言います。ガイアさんの事は、商業ギルドマスターのストロベリーから聞きました。ストロベリーは私の兄になります。ストロベリーの話しを聞き、私なりにガイアさんの事を試させていただきました。ガイアさん…貴方は素晴らしい方ですね。』

「…いえ…プラムさんこそ、素晴らしい方だと思います。奴隷の方達は一切怯えが無く、安心した態度だったので、プラムさんを信用している事が伝わりました」

『…お恥ずかしい…私は、Sランク商人ですが、他にも副業をいくつかしています。各都市や町でのホテル経営など…奴隷商もその1つです。彼女達は皆、もうまともに戦闘が出来ません。性奴隷として買う方が大半です。自身の借金が少しでも早く返済出来るように、身売りの値段を上げています。』

それから暫くプラムさんと話しをした

ここの奴隷商以外の奴隷商の事や自身の副業の事、冒険者ギルドの事など…

世界中にある、プラム商会やプラムホテル、プラム奴隷商で使えるプラムプラチナカードを貰った


ガイアは、自動収納袋から白金貨12枚を出して、テーブルの上に置いた

「プラムさん。では、白金貨12枚でお願いします。ご確認ください」

プラムに奴隷全員のお金を支払った

『はい。確かに……』

お釣り金貨5000枚を貰い、自動収納袋に仕舞った

『ガイアさん。もし宜しければ…』

《ギギー》

と、奥の隠し扉が開いた

扉の中は、小部屋になっていて、ベットが3つあり、3人の女性が寝ていた

『こちらへ…』

プラムについて行く

『彼女達は、難病に掛かっていて、もうすぐ亡くなるでしょう…ガイアさんは、今日買われた奴隷達を治す手段があるはずです!彼女達3人をもらって下さい!是非お願い致します。』

プラムは涙を流しながら、お願いしてきた


「プラムさん。分かりました。是非彼女達を仲間にさせてください」

『ありがとう…ありがとうございます。』


ガイアとガウェインは、3人の仲間と23人の奴隷達を魔法の絨毯に乗せて、ガウェインサブハウスに帰った


******


追加スキル&残金


【通常スキル】

※《時の砂時計》対象の時間を早める事、遅くする事ができる


残金 白金貨55883枚金貨5575枚

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