第8話

2つ目のダンジョンを踏破したガイア達は1ルームに戻り新しいスキルや称号、プルプルのスキルの確認や検証、情報の共有などをした

ユラユラとプルプルは、昔スライムの里の英雄で仲間だったと

スライムの里が滅ぼされた時、力及ばず捕虜にされた

他に5匹の仲間がいるが、行方は分からない

いつか7匹全員でガイアの眷属になって共に旅をするのが、ユラユラとプルプルの今後の夢だと語っていた

ユラユラがガイアの頭の上が定位置との事でプルプルはガブリエルの頭の上を定位置に決めたらしい


一晩ゆっくり過ごした

ガイアはガブリエルと1日中愛し合った《超強精絶倫》を使って…


次の日の朝…

「ガブリエル、ユラユラ、プルプルおはよう」

『ガイア様、おはようございます』

『ご主人様、おはよう♪』

『主様、おはようございます♪』

「今日もダンジョン制覇行くぞー!」

『おぉー』×3


ガイア達は《ルーム》の外に出て《Sの移転》を使って次のダンジョンに移転した


惑星イヴの3分の1の面積を誇る悪魔超大陸…

歴代の魔王達がその産声をあげた、悪魔族による悪魔族の為の完全なる悪魔の超大陸

大陸自体が瘴気に覆われていて、もし悪魔族以外の種族がその大陸に足を踏み入れたら、自身の身体が瘴気に蝕まれるだろう

そんな悪魔超大陸の中央にそびえ立つ厳格な城…魔王城

魔王城の裏手にある、大きな湖…悪魔湖

悪魔湖の中央に湖上約50メートル上部にぷかぷか浮かぶ直径10メートル程の小さな浮島がある

その浮島の周りは球体の結界で覆われていて、中が見えず、全ての侵入を拒み続ける

歴代の魔王達でさえ…

いつの頃からあるのか…

誰が何の為に結界を覆わせているのか…

誰も何も知らない………


ガイア達が移転してきたのは、その浮島の下…悪魔湖の下…にある

悪魔湖地下牢獄

の扉の前である


「オートマップ」

「ワープ」

何と、ガイア達は悪魔湖地下牢獄のSランクダンジョンには入らず、《オートマップ》《ワープ》により、悪魔湖地下牢獄の上…悪魔湖の上…

浮島に《ワープ》したのである


「作戦成功!」

『おぉー』×3

作戦成功に喜ぶガイア達

ガイアは浮島に来る為に《創造魔法》で《結界無効》のスキルを作っていた


浮島にあるのは、1つの墓石のみである

ガイアはその墓石に触れた

すると墓石が崩れて地下への階段が露わになった


「よし!ガブリエル!ユラユラ!プルプル!行くぞ!!」

『……はい』『は〜い♪』×2

ガイア達は階段を降りて行った


この世界に3カ所あるSSSランクダンジョンの1つ【SSSランク破滅の堕天使ダンジョン】

始神アダムに幽閉された、元4大天使の1人

約5000年前、神界で豊穣の女神イヴと戦ったが、後一歩で負けた…

SSSランクに相応しい、とても重要なダンジョン

勿論、未踏破どころか未発見のダンジョンである


「オートマップ」

『オートマップ』×3

ガイア達は《オートマップ》を使うと脳内に【SSSランク破滅の堕天使ダンジョン】の地下1階の全体マップと地下1階の文字が浮かんだ

ガイア達は真っ直ぐ歩くと、すぐにボス部屋の扉の前に着いた


「ガブリエル大丈夫か?」

『…はい…大丈夫です…』

元々同時期の4大天使

同僚であり、師であり、姉の様に慕っていた

豊穣の女神イヴと戦う前に、ガブリエルが戦い…負けて大怪我をした

未だに複雑な思いがある

でも今は…ガイアの眷属…4大天使では無い

心配するガイア

気丈に応えるガブリエル


「本当に大丈夫か?」

『はい!ご心配をおかけしました。もう大丈夫です!』

「分かった…じゃぁー行こう!」

『はい』『は〜い♪』×2

扉を開けて中に入るガイア達


10畳程の部屋の真ん中で、イスに座っている美女

両手両足が拘束されていて、美女の周りは結界で覆われている


『誰じゃ……ほうガブリエルではないか?久しぶりよのぉ〜……』

ガブリエルを睨む美女


「始神の魔眼、ステータス上乗せ」

『始神の魔眼、ステータス上乗せ』×3


ステータス

【LV】9999

【名前】ルシファー

【年齢】10020歳

【性別】女

【種族】堕天使

【職業】魔神の眷属

【HP】1500000(+5000)

【MP】1500000(+5000)

【攻撃】1500000(+5000)

【防御】1500000(+5000)

【魔攻】1500000(+5000)

【魔防】1500000(+5000)

【俊敏】1500000(+5000)

【知能】1500000(+5000)

【幸運】1500000(+5000)

【魔法スキル】

火魔法LV10 水魔法LV10 風魔法LV10 土魔法LV10 木魔法LV10 氷魔法LV10 雷魔法LV10 闇魔法LV10 聖魔法LV10 回復魔法LV10 精霊魔法LV10 幻獣魔法LV10 時空間魔法LV10 合体魔法LV10

【耐性スキル】

火魔法無効 水魔法無効 風魔法無効 土魔法無効 木魔法無効 氷魔法無効 雷魔法無効 闇魔法吸収 聖魔法無効 状態異常無効

【補助スキル】

格闘LV10 剣術LV10 槍術LV10 斧術LV10 鎌術LV10 弓術LV10 棒術LV10 鞭術LV10 盾術LV10

【通常スキル】

隠蔽 鑑定 隠密 気配察知 身体強化 無詠唱 並列思考 料理の達人

【究極魔法スキル】

破滅の紫魂

【ユニークスキル】

真実の魔眼 捕食

【恩恵】

魔神の加護 復讐の女神の加護

【称号】

女神を憎む者 魔神を恨む者 魂の救済者

【装備品】

堕天使の紫魂ティアラ 堕天使の紫魂鞭 堕天使の紫魂手袋×2 堕天使の紫魂魔法衣 堕天使の紫魂ネックレス 天使の黄土指輪 堕天使の紫魂靴 堕天使の紫魂ポーチ


「めちゃくちゃ強いな…」

『はい……』

『おい!ガブリエル!何しに来た!!』

「ん?あぁ…お前を、ルシファーを助けに来た!」

『ちっ……人族風情が!黙っておけ、妾はガブリエルに聞いている!もう1度だけ言う…ガブリエル!何しに来た!』

「えっ?人族風情って……」

『ルシファー!!!ガイア様に向かって何て事をーーー!!!』

激怒したガブリエルがルシファーに斬りかかった

キーン、キンキンキンキンキンキン、キーン、キンキンキンキンキンキンキンキンキン、キーン…

ガブリエルの怒涛の攻撃も結界に阻まれた

『はぁ…はぁ…はぁ…』

肩で息をするガブリエル

『馬鹿め…無駄じゃ!ガブリエル如きに壊れる結界では無い!そんな事より、妾は何しに来たと聞いたんじゃが?』

『煩い!ガイア様に謝れーーー!』

キンキンキンキンキンキンキンキンキンキーン、キンキンキンキーン

再び怒涛の攻撃をするも結界に阻まれた

『…はぁ…はぁ…はぁ…』

息も絶え絶えなガブリエル

「ガブリエル落ち着いて」

『はぁ…落ち着くのだ、ガブリエルよ』

ガブリエルに落ち着くように言う2人


落ち着いたガブリエルを中心に話し合いが始まった


******


追加スキル


【耐性スキル】

※【結界無効】どんなに分厚く、硬い結界でも無効にする事ができる(自身が触れている対象も可)

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