第3話 ホロコースト否認

 つまり、このタイトルは貴殿の知性と理性と悟性を真向から挑発し愚弄している。


「貴殿の権威は、バチカンの、つまり世界宗教の一派であるキリスト教の総本山バチカンの、木っ端役人、ではないバチカンのビガノ大司教がドイツのメディアに語った言葉のほぼ全文、を否認し得る程の権威を具備し得るや如何? 」と。


 ホロコースト否認、という言論姿勢がある。


 もちろん議題は、WW2当時の、ナチスドイツ、ヒトラー主導での民族浄化事件。


 ホロコースト事案には、アウシュビッツの物理的構造的不合理をはじめ、様々な瑕疵は存在する。

 が、その重箱スミをつついてホロコースト全体を否定するのが、ホロコースト否認、である。


 さて、貴殿は、


 この期に及んで、DSの存在を否認出来るだろうか。


 そういう事である。

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