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錬金術-入門編━━━━━━━━━━━━━━━




例えば、Aという物があるとしよう。


それを、Bというものに変えるには、CやD、などといった、別の物質を用いて加工等した場合に起こり得る現象である。




錬金術とは平たく言えば、この加工等の部分を省略し、付加価値を付け加えることを指す。




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「入門編なだけあって、難しい事を書いてないのが救いですね。レシピとかはないのかしら」




料理を作るにしてもレシピがないと全く知識のない料理は作れないのと同じで、手順を知らない限り、材料や、道具の知識があっても仕方ない。






本をパラパラ捲っている時にヒラリと一枚の紙が床に落ちる。




拾いあげれば、それは収納の同一のレシピであった。




「お、コレですかね。……何やかんや用意周到なのは意図的でしょうね。初めっから私に任せる気でいたのでしょうかね」




何はともあれ、レシピがあるのならソレを見ながら分からない所を本をみて補って進めてみましょうか。




「ま、私に丸投げってことは失敗も許容範囲でしょう。ええ、きっとそうです」

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