留学中の中学3年生の選択はまさに人生の選択なんですねぇ……大学受験にも言及されてましたが、そのタイミングでさらに3年先を見据えなければいけないのですね。
14〜5歳の子ども達には非常に難しい選択だと思います。
作者からの返信
三丈 夕六さま
こんにちは。
メッセージをいただきましてありがとうございます。
今はインターネットという便利なツールがありますし、帰国子女という人口自体も増えていますから、都市部に行けば「ちょっと珍しい」程度に変わっているかと思います。
ただ、私が実際に現地にいた当時(1990年頃)はそんな物がありませんから、本当に「一か八か」。人生の選択であったことははっきりと覚えています。これが自分が大学生や大学院生として自らの希望で海外留学するなら別ですが、親の仕事の関係となると私たち子どもの意志ではどうにもなりません。
その中で自らの進路を選択しなければならないのは本当に厳しい現実だったのを覚えています。
こんばんは!
寡聞にして全然知らない世界の内容で、すごく興味を持ちました。
日米どちらにいても進路的に苦しい時期、というのは大変ですね……。。
物語の先ももちろん気になりますが、この話題で思わず足を止めてしまいました。
なるほど!という感じです。
作者からの返信
夕雪えいさま
おはようございます。
コメントをいただきましてありがとうございます。
このお話、キャラクターやお話の流れそのものはフィクションですが、お読みいただいている部分の実情は私が実際に経験してきたことを書いていますので、そういう意味では半分ノンフィクションでもあったりします。
せっかく異国の地で貴重な体験をしているという気持ちがある一方で、親の駐在期間がいつまであるかわからない、いざ帰ったときに日本の受験などのシステムに適応できるのか。後で出てきますが、日本人という自分がどれだけ海外で通用するのか…。考えだしたらきりがありません。
でも、それを中3で答えを出さなければならないのです。
私はそのときには大学までの目標を作ってしまったので、帰国を選びましたが、帰国後に公立だ私立だと揉めている中学の進路指導にはシラけてしまいました。こちらはその先の人生設計をして覚悟の上で帰国という道を選んだのですからね…。
今やれと言われてももうできません(笑)。