『ごき大将きれる』 2 『ついでにやましんもきれる』
やましん(テンパー)
『ごき大将きれる』 2 〰️〰️〰️『ついでにやましんもきれる』
10式戦車をもとに、さらに改良したα➕は、重量約45トン、44口径の主砲と機関銃を二種類もつが、それに、秘密兵器、特殊光線砲を装備する。
こいつは、宇宙ごきの技術から産み出されたのである。
しかし、やましんは、つぶやいた。
『あらまあ。あまり、土地をよく知らずに来たな。あんなの、地盤が持つわけない。』
やましんのみたてどおり、どんがららー、と、地盤が崩れて、戦車は、いっぺんに、沈んだ。そこに、まったく数知れないごき軍団が襲った。
並みのごきではない。
戦争ごきである。なんでも食べる。
戦車も、人間も、たべちゃう。
こんなのが、お布団の下にいたかと思うと、多少は、ぞっとするが、どちからというと、やましんを保護していたのだ。
そうして、でた。
でたのである。
やましんちの周囲は、元、大河の土手側だった。
そのご、宅地開発で、川はなくなったが、最近のさまざまな超超常現象の頻発で、多くがちょっと内側に移動していた。
その、もと、河川敷から、巨大な発射台が、何台も、にょきにょきと、持ち上がった。
『あらまあ〰️〰️〰️〰️、でかあ〰️〰️〰️。ごき軍団のミサイルを、甘くみていたかあ。』
『極超音速ミサイル。ごき3号にゃ。』
ねこママが、やましんの足元にいた。
『ぶっ。また、シンプルなお名前。』
『のら猫連合も、協力したにゃ。最大速度、マッハ9。弾頭は、撹乱型重力爆弾。着弾地点の半径50キロ以内は、上やら下やら、大騒ぎで、ワケわかんなくなるにゃ。大概のものは、人もビルも、戦車も飛行機も、巨大な力にひちきぢられて、お陀仏にゃ。』
『まっさかあ。』
『ほんと、にゃ。はい。スイッチ。』
『は?』
『ここの、発射スイッチは、やましんにまかせるとな。にゃん。赤は出力最大、黄色は、中くらい、青は、最小。どれでも、まかせると。ごき大将がいいますにゃんこ。ミサイルは、全世界の基地から1000発発射されるにゃ。そのスイッチは、ここの10発分にゃ。負担軽いにゃ。』
『むむむ。』
『やましんをいじめた、にっくき連中も、ばらばらにゃ。』
『それは、すごい。ぜひ、やりたい。』
『にゃん。』
しかし、やましんは、発射スイッチを、ぽとん、と、落として、自宅の中に引き上げたのだ。
『もう、きれちゃった。まかせる。』
『はあ。消えたか。それが、やましんの弱点にゃん。ま、長所でもある。にゃん。』
ついに、人類と、それ以外の地球生物の一騎討ちとなった。
戦争をしていた、人類の国は、なにかを察知したのである。どうする、人類?
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おわりです、つかれました。も。
『ごき大将きれる』 2 『ついでにやましんもきれる』 やましん(テンパー) @yamashin-2
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