4つ折りのセカイ〜同時に起きた4人の転生と4つの終末世界〜

エバタナオキ

プロローグ

ー思考も視界も白く塗り潰されていた。


 そして、それは暗転する。暗闇というより、トンネルに入り込むような感覚だった。


 しばらくトンネルを進むと、やがて出口の光が見えた。


 トンネルを抜けると、目覚めに辿り着いた。


 そんな光の塊が、4つあったー




―これから、君たちはそれぞれ終末世界で生きていく。待っているよ―

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