五話 なぁ、今、日本の危機だぞ?

 鮮血の鉱石がその部屋の四隅に置かれている。


 その中心で金茶色の光を迸らせている大輔は、もくもくと作業を進めていた。


「ふぅ。妖力の性質はそれなりに掴めたかな。これなら、陰陽師たちの強化も問題ないでしょ」


 鈴。


 陰陽師が妖術を行使しやすいように創り出した鈴の幻想具アイテムを量産しながら、大輔は一息吐く。


 戦術補助多蜂支インパレーディドゥス援機・アピスたちが重力操作などを使い、作り出された鈴の幻想具アイテムをえっちらほっちらと持ち上げ、幻想具アイテムによって周囲に展開されている五つの転移門を往復する。


 まさに働きバチである。


「あと、何分くらいだろ」


 大輔が少しだけ背伸びをし、頭の中で時間の計算をしようとして、


「ニ十分少しだ」

「あっ、杏。それにウィオリナ。その書類って追加の?」


 転移門が開き、書類の束を抱えた杏とウィオリナが現れた。大輔に労わりの言葉を掛け、書類を床に置く。


 ウィオリナが頷く。


「悪魔や天使、それにかれている魔術師やエクソシストが界孔かいこう……天獄てんごく界に繋がる門を開く可能性があるらしいです。ですので、妨害できる何かを五つ分作って欲しいとの事です。この資料は前に大皇おおすめ日女ひめさんが施した封印結界のが記載されているそうです」

「天然の世界の孔への発生封印? なるほど、その手があったか。自力で開けるよりも、干渉する方が魔力消費を……いや、それは後回し。資料、ありがとうね」

「いえ」

「ああ」


 ウィオリナと杏に礼を言い、書類を読み込む大輔は、それでも手を止めない。金属鉱物を“錬金術”と“想像付与”によって色々な幻想具アイテムを作り出す。


 時間が許す限り可能な全てを。


 得た情報から瞬時に最適な幻想具アイテムを想像し、創造する。ウィオリナたちと話しているが、それでも意識の殆どは幻想具アイテム製作に向いている。


 だからか、大輔は大粒の汗を額に浮かべている。すかさず杏がそれを自分のハンカチで拭く。


「その――」

「そういえば、祈力熾所ししょの守備は?」


 ウィオリナが少し眉をひそめ、気になったように口を開きそうになったので、慌てて大輔は遮る。あと、杏から顔を背ける。


 杏は仕方なくハンカチをポケットに仕舞い、大輔の問いに答える。


「銚子の防衛は翔さんとエクスィナが担当することになったな」

「白神山地は烏丸先生が担当らしいです。悪魔憑きのエクソシストの先鋒せんぽう部隊がそこに攻め込むと。それと先ほど烏丸先生の部下たちが到着したです。二十人ほど追加で金剛宝珠を頼むとおっしゃいたです」

「二十人。しかも霊力対応……まぁ大丈夫かな。それで、桜島の方は?」

「ティーガン様が」

「ふぅん」


 大皇おおすめ日女ひめが地上に降りるには日本の危機が必要だ。


 そしてそのうちの一つが、異世界の存在が日本に来ることのないように施した界孔かいこうの自然的発生を阻止する封印結界が破れること。自力で異世界転移の門を開けられる者は、神々の中でも少なく、界孔かいこうの封印だけだったらしい。


 カガミヒメによれば、この事態を鑑みれば、自然発生する界孔に干渉して日本を侵略しようとしていた悪魔たちのための対策だったとか。


 どっちにしろ、その結界は破れた。一度目に直樹たちと接触できた理由はそれだ。どうやら、一ヵ月前の高校生の集団失踪――異世界召喚が原因らしい。


「テンプルムでいいかな」


 なので、杏たちの返答を聞きながらも大輔は、その大皇おおすめ日女ひめの封印結界を範囲限定となる劣化版で再現した幻想具アイテム――テンプルムを五つ創り上げた。劣化版とはいえ、たぶん壊れにくさは本物以上だ。


 テンプルムは装飾が多い西洋の剣型だ。地面に突き刺すことで、半径数十キロメートルほどにその封印結界を創り出すのだ。かなりの魔力を注いだので、一日は余裕で持つだろう。


 故にかなり魔力を消費して肩で息をする大輔は、けれど戦術補助多蜂支インパレーディドゥス援機・アピスたちに命令し、その五つのテンプルムの輸送をさせる。


 祈力のもとを生み出す特別な霊地である祈力熾所ししょに。


 戦術補助多蜂支インパレーディドゥス援機・アピスたちがそれぞれの転移門の向こうに消えたのを確認してから、大輔は肉体精神等々のあらゆる面での防御と耐久を強化する幻想具アイテム、金剛宝珠を数百人分作り出す。


 手を動かしながら、大輔は尋ねる。


「それでウィオリナたちはどうするの?」

「私はダイスケさんと同じで京都です」

「アタシは富士山だな。あと、日本の魔術師と、異界制定派の魔術師だったか? その魔術師が富士山の防衛にあたるな」


 それを聞いて、大輔は少しだけ心配そうな表情を杏に向ける。


「大丈夫なの?」

「ああ、問題ない。桜島は変に暴発する可能性はあるが、富士山は樹海が少し燃えるくらいだ」

「いや、そうじゃなくて。ってか、燃えるのも……」


 大輔が微妙な表情になる。


 すると、杏が悪戯を思いついたような表情でニヤリと笑う。


「なんだ? そんなに心配か? そんなにアタシが大切か? 手元において守りたいか? なら、その唇をいただいても――」

「いや、何でもない。うん、杏なら大丈夫だね」

「ッ」


 ズイっと顔を近づけ、顎クイしようとする杏に、大輔は少し赤面しながら慌てて心配してないよ、と言う。「なら」の使い方がおかしいと微妙な表情をする。


 杏は、残念だ、と笑う。


「アンさん……」


 ウィオリナは息を飲んだ。薄々感じてはいたが、それでも目をまん丸に見開いた。


 それに杏が気が付き、フフッとまさに恋する乙女の微笑みを浮かべて、けれど猛獣の如く笑って説明する。


「そういえば、ウィオリナには言ってなかったな。アタシ、大輔が好きなんだ」

「ちょっ、あ――」


 色々と面倒なことになりそうだっため、大輔は慌てて杏の口を塞ごうとするが、逆に大輔が杏に片手で口を塞がれる。ついでに、もう片方の手で杏の懐に連れ込まれる。抱きかかえられている状態だ。


 豊かな双丘が後頭部に押し付けられる。


「でだ、さっき告白したんだが、うやむやにされてな」

「杏、やめっ! ってか、僕じゃなくて杏がうやむやに――」

「なら、アタシを嫌いと言え。全力でアタシを拒め」

「んなっ!?」


 どうにかして杏の懐から脱しようとした大輔が驚きの声を上げる。嫌いでない人間に嫌いと言えるわけがないでしょ! と。


 だからこそ、杏に付けこまれる。そういう変に誠実なところが人たらしと異世界で言われている所以ゆえんの一つでもある。


冥土ギズィアの言葉や翔さんを見れば、大輔だってそういう関係を嫌っているわけでもないのがわかる。なら、その枠を狙うと宣言したんだ」

「その枠……」

「つまり、翔さんたちみたいな関係だ。嫁が五人もいるだろ。それにイザベラさんも向こうの方だしな。甘えるつもりはないが、それでも希望はあるだろう?」

「ッ!」


 杏の言葉に、表情に、ウィオリナは頭が真っ白になる。それから、わけも分からず叫ぶ。


「でもっ! それは横恋慕でっ! アンさんは悪い事しているんです! 婚約してるんですよ! ダイスケさんだって、イザベラさんを本気で好きで! 大体、私はそんなの――ッ!」

「そんなのの続きはなんだ?」

「い、いえ。でも、やっぱり横から奪うような仕方は、アンさんのそれは――」


 顔を真っ赤にし、心のそこから湧き上がってくるどす黒い感情に目を背けながらも、培ってきた常識だったりでウィオリナは叫び続けようとして、


「なぁ、今、日本の危機だぞ?」

「きゃあっ!?」


 後ろで響いた直樹の声に跳び上がり腰を抜かす。杏たちもいつの間にそこにいたんだっ! と驚いた表情を直樹に向ける。


 あと、杏は「お前は日本の危機とかどうでもいいと思っているだろ」と呟く。大輔が同意する。


 “空転眼”を使って、物資や人を日本各地へ転移させていた直樹は、呆れた表情を崩さない。


「二分、こっちで十分後には戦いが開始する。ラブコメしてないでさっさと持ち場に移動しろ。大輔は作るもん作れ。それとウィオリナさん。カガミヒメが呼んでいる」

「私に……」

「ああ、そうだ。その眼について話しておきたい事があるんだと」


 そう言い、直樹は“空転眼[黒門]”で自前の転移門である黒の渦を作り出す。それから少しだけ深刻な表情をして、杏に振り返る。


「なぁ、百目鬼。白桃からまだ連絡はきてないのか?」

「ああ、きてないが……」

「なら、いいんだ」


 そう言って直樹は黒の渦門の奥に消えた。また、ウィオリナは大輔と杏から早く離れるために、カガミヒメがいる転移門へ消えた。


 その後姿を何とも言えない表情で眺めていた杏は、抱きしめていた大輔を離す。神妙な面持ちで大輔に向き直る。


「大輔。アタシを心配してくれるのは嬉しいが、アタシはお前の隣に立ちたいと思ってる。好きだからこそな。だから、任せてくれ。大丈夫、大皇おおすめ日女ひめから与えられた力の使い方も、あの偽顕ぎけん天使とやらと戦ったおかげで分かってきた。それに、祈力もある」

「杏、祈力は……」

「分かってる。使いすぎれば神になってしまうんだろ。問題ない、≪直観≫でそこらへんのさじ加減は見極める」


 大輔は困ったような瞳を口角を上げる杏に向ける。それから杏の手を握る。その手は震えていた。


 武者震い、というわけでもない。単純に怖いのだ。


 大輔は眉を八の字にして微笑む。


「見極める自信ないじゃん。さっき話したけど、神性を得るっていうのは、永遠に生きるだけじゃない。自分が自分でなくなるんだよ。あの力は自分の根幹そのものを壊すんだよ。それだけじゃない。生きる世界が異なるんだ」


 大輔は実体験であるがの如く、杏の瞳を見つめる。今なら、間に合うと。大皇おおすめ日女ひめによって埋められた祈力を生み身に集めるを放棄できると。


 杏はゆっくりと首を振った。


「言っただろ。アタシはお前の隣に立つと。なら、問題ない」


 そう言い放ち、杏は立ち上がる。少し思案するような表情を見せ、それから少し照れたような、勇気をふり絞るような表情を大輔に向ける。


「だが、そうだな。これが終わったら一つ褒美をくれ」

「褒美?」

「一つ、アタシの願いを聞いてくれ。ああ、無茶な要求をするつもりはない。嫌なら別の願いにする。その希望があればアタシは戦える」


 大輔は心中でずるいなぁとぼやく。それから仕方なく頷いた。


「分かったよ。けど、普通のお願いしか聞けないからね」

「ああ、分かってる。その普通の範囲をどれだけ広げられるかは、アタシが頑張ればいい」


 そう言って、杏は自分の持ち場である富士山へ繋がる転移門に足を踏み入れようとして、


「ちょっと待って」

「ん?」


 大輔に呼び止められた。杏は振り返る。


 一瞬だけ大輔は逡巡した後、手元を金茶色に光らせ、それを杏に見せる。


「……これ。たいした効力はないし、お守り程度だけど」

「ふふ。ありがと、うれしいぞ」


 それは小さな金茶色の宝珠。指先だけで摘まめそうな大きさで、大輔の言う通りたいした力は感じない。


 だが、杏は嬉しそうに受け取る。


「じゃあな」

「……うん」


 それから杏はその金茶色の宝珠を懐に仕舞うと、今度子こそ転移門の奥に消えた。大輔はそれを見送る。


「……はぁ」


 何故呼び止めたのか、お守りを渡したのか、自分でも判断が付かない。


 溜息を吐いた大輔は顔を横に振り切り替える。再び手元を金茶色に光らせる。できるだけ、必要な物を作り上げなくては。


 時に干渉する力を持つクロノアと協力して創り上げた幻想具アイテムにより、外よりも時の流れが速くなったその部屋で。




 Φ




 黒の渦門が夜の上空に開かれる。そこから出た直樹は、またもや呆れた表情をした。


「ティーガン。それに烏丸先生。何してんだよ。あと二分だぞ」


 その上空ではゴスロリ服を纏ったティーガンと法衣を纏った郭がペコペコと頭を下げ合っていた。まるで保護者と担任の二者面談のようだ。生徒であるウィオリナはいない。


「いや、何。ウィオリナがお世話になっておるからの。それに生命特化の妾が前に面談したときは、アザゼルの聖人だとは気付かんでな。凄い偽装だと思ったんじゃ。それに数百年前のアザゼルの聖人にはなかった力じゃからな」

「まぁ、アザゼルの不透明さのお陰ですね。なんせ、神の子だの、神に逆らった者だの、色々と伝承がつきましたから」

「初代が使っていた魔神の力や超自然的存在の力は使えるのかの?」

「はい、今も使えますよ。ただ、今の世の中的にレビ記よりもエクノ書の方や悪魔としてのアザゼルの強いですね。まぁそもそもの話、口語訳に失敗したのが一番の理由でしょう」


 歳が近い教師と保護者が子供と関係ない話で盛り上がる、といった感じの雰囲気に直樹が変な顔になる。あと、敬語の郭に慣れない。


 郭がそれに気が付く。


「ティーガンさんはウィオリナの保護者だしな。それに少し恩があるんだ。……と、もう行かないとな。生贄の世界が壊れてしまう」


 そう言いながら郭は背中から天使の翼を生やす。二対四枚の翼の片翼は白、もう片翼は漆黒だ。


 直樹が少しだけ恨みがましい表情になる。


「俺たちの世界だぞ、あれ。冥土ギズィアたちの貴重な保管異空間でな。アイツら、めっちゃ喜んでたんだぞ。最近はようやく野菜も育ってきて……」

冥土ギズィアたち自身が望んだことだ。だから、私はあれを偽物の地球として化生たちに捧げた。いわゆるスケープゴートだな。それで、彼女の容体はどうだ?」

「……未だに目を覚まさずって感じだ。本当に何もしていないんだろうな」

「教師の名に誓って。少なくとも、私は冥土ギズィアを傷つける意志は一切ない。ちょっとしたおまじないはしたが」

「……分かった」


 直樹が渋々頷いたのを見て、郭は翼を羽ばたかせる。


「佐藤。これが終わったらお前たちの話を聞かせてくれ。では、無事を祈るよ」


 そう言って、郭は天へと飛び立った。それを見送ってティーガンは背中から蝙蝠の翼を生やす。吸血鬼ヴァンパイアの翼だ。


「じゃあ、妾も行くかの」

「待て」


 そして血界の門を開こうとして、直樹が止める。


 袖をまくり、片腕を出す。


「俺たちに知識を与えるための知恵の実の創造に、一般人に被害を被らないようにするために過越しの結界を日本全域に展開。消費してるはずだ。お前が嫌がっているのは分かるが、万全で挑んでくれ」


 つまり吸血して、失った血力を回復しろと言うことだ。


「妾は……」


 ティーガンは反射的に断ろうとしたが、思い直す。敵の力は未知数なのだ。確かに万全で挑んだ方がいい。


 ティーガンは合理的な直樹の思考に、それでいてそこに隠れている優しさに僅かばかり頬を緩ませる。


「いや、なら、首にさせてもらうのじゃ。心臓に近い方がなるべく少ない量で済むからの」

「そうか」


 ティーガンは直樹の背後に周り、首にかぶりつく。血を吸う。


「……ん。うぅん……」


 ティーガンの口から艶めかしい声が漏れる。直樹は気にしない。いつものことだ。


 それから数秒。


「……ほぅ。すまなかった、ナオキ」

「いや、それより精神的負担の方は大丈夫か?」

「吸血作用で高揚しておるから大丈夫じゃ。心にクるのは大体数時間後じゃしな」


 そう言って、青白い頬と鮮血の瞳を妖しく紅くしたティーガンは、妖艶に直樹に微笑む。


 それから少しだけ暗い表情になる。


「ナオキ、ノゾミたちとは。それにユキとも」

「分かっている。だが、アイツは大丈夫だ。それに文化祭の準備で忙しくて気付いていないだけかもしれないしな」

「……お主」


 ティーガンは少しだけ心配そうな表情を向ける。


 雪たちとは未だに連絡が取れていない。時間がなくて直接探しに行っていないが、それでも何かしらのトラブルに巻き込まれている可能性もある。というか、雪の性格上、大いにありそうだ。


 なのに、直樹は問題ないと頷く。


「面倒があれば、あの帰還術式の腕輪とネックレスで帰ってくる。それに、俺がそこまで心配することでもないだろ?」

「そうじゃな」


 まるで自分に言い聞かせるようなその物言いに、ティーガンは少しだけ逡巡した後、頷く。


 それから背を向ける。桜島へ繋がる血界の門を開く。


「では、言ってくるのじゃ」

「頼む」

「うむ」

 

 ティーガンは桜島へ転移した。


 それから数十秒後。


 京都の上空で直樹と大輔が不敵に嗤う。


「一般人の避難も済んだ。準備期間一時間にしては上出来な体制だ。さて、じゃあ悪魔や天使などの本陣が来る前に、こいつら全員のすか」

「だね」


 戦いのための幻想具アイテムを作り、急いで精神と〇の部屋から転移してきた大輔は、直樹の言葉に頷く。


 それと同時に、妖魔界から解放された化生たちを閉じ込めていた異空間が崩壊した。


 よって、正真正銘の百鬼夜行が京都を襲う。


 そしてまた、神になる可能性を持つ祈力を狙う悪魔たち、解放された化生。異界解放派の魔術師に、悪魔たちによって精神を操作されてその手先となった悪魔憑きのエクソシスト霊力使い。あと、特殊な力を持たない兵士たち。


 それらの先行部隊が、日本の各地を襲い始めた。






======================================

公開可能情報


テンプルム:西洋風の剣型で、天然の世界の孔――界孔かいこうの発生を抑える幻想具アイテム




いつも読んでくださりありがとうございます。

面白い、続きが読みたい、色々詰め込み過ぎでこんがらがる、と思いましたら、応援や★等々をお願いします。そうでなくともお願いします。モチベーションアップや投稿継続に繋がりますので。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る