四章 公開可能情報 登場人物

登場人物(主要人物)



・佐藤直樹

 ・本作の主人公の一人。

 ・四章では土下座しかしていない気がするが、一応ツクヨミを降ろしたカガミヒメ+日本の強者化生の鎮圧をした。そのおかげもあってか、平和な日本での生活で忘れかけていた異世界での感覚を取り戻した。弱体化したステータスはまだ戻っていないものの、それ以外は戻っている。

 ・まだ日本にも来ていないし、未知数なのにも関わらず、ミラとノアのために旅行予定を勝手に組もうとするなど、子煩悩で暴走しがちな部分がある。アルビオンではヘレナが手綱を握っていた。あと、子供を育てるのに必要な金額を知って少し呆然し、その後せっせと金策している。裁縫ができる専用の[影魔]を創り出し、量産体制に移行している。

 ・写真を撮るのが好きだが、写真を見返すことは少ない。また、自分の写真はあまりとらない。

 ・大輔に昔伝えた神に感謝するなどの考えは、疫病神などとよばれ親戚をたらいまわしされていた時にとある神社にいた巫女さんに教わったもの。今となってはその巫女の顔すらも思い出せない。……実はその巫女は神々に使える化生の一人。

 ・常識はないし、倫理観も捨て置いているが、それでも良識はあったりする。



・鈴木大輔

 ・本作の主人公の一人。

 ・前から杏やウィオリナ、雪やティーガンも知り合い枠から友人枠になっているな……と思っていたが、清水寺の件で自分が必要以上に怒っていたことに、大切な友人枠になったのかな……と思った。

 ・が、杏に告白され、それを拒絶できず流されてしまったことに何とも言えない感情を抱いている。異世界でも幾度か告白されたこともあったが、どんなに相手に食い下がれても拒絶できたのに。

 ・恋愛関係は、ぽわぽわ天然的でありながらキッチリしていた瞳子と、ずぼらで勘違いさせがちだった和也の中間程度。つまり、一番厄介な感じ。

 ・自立的な女性に好かれやすい傾向がある。

 ・一応弁明しておくが、とても一途だし、杏のキスだって唇は無意識でも拒否するほどには身持ちが固い。はず……

 



・白桃雪

 ・本作のヒロインの一人。

 ・友達は多いが、魔法少女のことがあったり、小学生の時にクズをしていたこともあり、一線を引いている。

 ・けれど人と積極的にかかわることにはしており、誰かが困っていたらお節介であっても助けようと動く。

 ・直樹が好きなことをようやく言葉にできるほどに飲み込めた。一目惚れは少しだけはしたないと思っていたりする。



・百目鬼杏

 ・本作のヒロインの一人。

 ・大輔に告白し、告らせてやると宣言した。吹っ切れた。

 ・イザベラのことについてはあまり考えないようにしている。どうなるかは出たとこ勝負だし、そもそも横恋慕しているようなもの。ただ、真正面からぶつかりたいと思っている。

 ・直情的なのに、変に理性的であろうとするから結構面倒くさい性格をしている。ただ、それは己を信じられない部分があったりするため。また、≪直観≫に従ってまだ生きていた母親を殺そうとしたことも大いに関係がある。

 ・立ち直りやら切り替えは早い。一度、認めればどんどんと突き進む。

 ・あと、イケメンムーブをしがち。肉食系なのかも?

 ・なんか、ものすごい炎の力を操れるようになったり、ならなかったり。そこらへんは次章以降に。

 


・ティーガン

 ・本作のヒロインの一人。

 ・完全なる始祖の吸血鬼ヴァンパイアであるがゆえに、家族を構成する本能を持っておらず、そこに多分に由来する恋が分からない。ただ、理知的な愛というのは持っている。直樹には少なからずそういう愛を向けている自覚はある。

 ・だからといって、それが雪たちのような、想いであるわけではなく、そこらへんに苦悩はしている。

 ・吸血鬼ヴァンパイアの本能である吸血を物凄く嫌っている。が、雪によれば直樹相手に吸血する際だけは物凄い表情になっているとのこと。本能以外の強い想いを有しているやもしれない。

 ・また、ここ最近は調子がいい。数百年前に反動で人に成れなくない呪いを受けていこう、ところどころに力の不具合があったのにも関わらずそれらが解消されている。大皇おおすめ日女ひめが何かしたのが理由だと睨んでいる。

 ・基本的に金遣いは荒くないし、質素堅実を心掛けているが、それでも意外と高いものを選びがち。というよりは、良いものを選ぶ。雪に土産で持ってきたケーキも高級ブランドのケーキ。値段の割に物凄く美味しいのが特徴。品がある。

 ・雪とパジャマパーティーができたことが結構嬉しかったりする。ただ、リビングでゲームして、ちょっと真剣な話をするのがパジャマパーティーかといわれると、首をかしげるかもしれない。

 

 


・ウィオリナ・ウィワートゥス

 ・本作のヒロインの一人。

 ・杏とためを張れるほど過酷な過去をもつ。というか、普通の女の子の生活を捨て、文字通り血の滲む訓練をして朝焼けの灰アブギの統括長官になれるほどの力を培ったのは普通に凄い。時の力を持っていないデジール相手なら普通に封印できるほどの実力を持っている。

 ・が、まぁ色々な反動の末、結構なポンコツ気味な感じがある。はっちゃけているのである。

 ・大輔に対しては、淡い恋心を抱いている。それが明確な恋で愛に変わるかどうかは、今後の彼女次第。けれど、イザベラや杏に嫉妬したりすることもあるので、今後が楽しみ。杏が大輔に告白したことでの心境変化がカギになるだろう。

 ・ウィ流血糸闘術などと言っているが、普通に血法を使える。

 ・確かに大皇おおすめ日女ひめによって<血識>がなんか強力になっている感じはあったが、天眼てんげんなどと言われ少し困惑している。

 ・杏と同じく、大皇おおすめ日女ひめが施したのは次章以降に。 



・ヘレナ

 ・本作のヒロインの一人。

 ・ミラとノアのママ。血は繋がってないが、それは関係ない。愛し、愛され、つくす。慈しむ。ミラとノアのためなら命を差し出すことすら厭わない。

 ・直樹が好き? なのかもしれない。一言では表せない複雑な感じ。ただ、身を引こうとしているのは確か。

 ・言葉遣いは結構適当。基本クールな感じだが、荒くなったり、女性っぽくなったり。理由はいろいろとある。今後記載。

 ・色々と壮絶な過去を抱えており、面倒の一言。今後どうなるかはわからない。

 ・あらゆる女性を演じることができる。

 ・自らの美貌を嫌というほど正しく認識している。



・イザベラ・イーレ・クラルス

 ・本作のヒロインの一人。

 ・大輔大好きなお姫様。

 ・最初は大輔に対して黒い感情を抱いていたりもしたが、徐々に打ち解け、恋し、尊敬や信頼し、愛し……、今は物凄く愛している。

 ・独占欲は結構強い方。けれど、覚悟はした。もともと異世界でもいろいろな女性には好かれている人だし、その魅力は一番理解しているから。

 ・ただ、一番は絶対に譲らない。立ち向かってくるもの全員相手にしてあげるわっといった感じ。凄い。器量と度量が凄い。

 ・イザベラの感覚としては、夫がちょっと連絡が取れない海外へ出張にいった感じ。そしてその夫がその海外で新たな女を作ってるとかそんな……言葉にすると色々とアレだったりする。

 ・アルビオンにそういう価値観が強く根付いていたり、身近にそういう人たちがいるからこそ、覚悟が決まったのだろう。普通、決まらないし。

 ・まぁただ、大輔にきつく言わなきゃなとは思っている。

 ・あらゆる道具を使う“万具使い”であり、大輔以上に大輔の幻想具アイテムを使いこなせる存在。

 ・ただ、読者の敵っぽいのが否めない。魅力をもっと引き出せればいいのだが……

 


冥土ギズィア

 ・本作の恋愛サポート係。

 ・色々と独断専行をしたりしている。イムニティによれば異常なバグがあるらしいが、本人はあまり気にしていない。

 ・高性能演算機器なのに、いろいろ悩んでいる。

 ・次章以降に色々分かるかも?




登場人物(登場順)



・カガミヒメ

 ・神和ぎ社を治める導師の一人。導師の議長役も務めている。

 ・普段は近くの中学校に通う中学三年生。しかし、大人といわれても違和感がないほどの清廉さと静謐さを持っており、学校では一線引かれている。

 ・心を許せる相手が少ない。小さい頃は化生などと一緒に遊んでいたりしたが、導師になってからは立場上それができなくなった。

 ・傑物。



・烏丸郭

 ・直樹たちの担任。社会科、情報科、数学科、が可能で、今は倫理と現代社会を担当している。

 ・天パ気味の女性。ダボっとしたパーカーとズボンがトレンドマーク。ついでに白衣もプラス。黒髪茶目。

 ・見た目は結構な美人なのだが、生徒思いゆえの仕事三昧と野暮ったい性格故か、モテない。

 ・現代では珍しい生徒思いで、仕事には熱心。そのため、修学旅行に関しての総括的監督も担っており、それなりに忙しい。生徒たちからは結構慕われている。特に女性生徒から人気がある。

 ・ヤギの刺繍が施された何らかしらのものをいつも身に付けている。好きなのは鳩。白鳩が特に好きで、昔は教師ではなく鳩使いになろうとしていた。

 ・鋭いローパンチを繰り出せる。

 ・何やら色々ありそうな感じ。まぁ次章以降に分かるでしょう。

 ・控えてはいるが、必要になると煙管で煙草を吸ったりする。中年のオヤジくさい趣味があったりなかったり……



・目の前の男子生徒

 ・直樹の前の席の陰キャの鏡男性生徒。修学旅行にて、隣の席の陰キャの鏡女子生徒とばったり京都のアニ〇イトで出くわす。互いに気まずい思いをした。

 ・陰キャの鏡であるがゆえに、自由行動は一人で回った。だって、僕のせいで他の人に迷惑がかかるのはいやだし……とのこと。

 ・直樹が某冷徹の鬼の漫画を読んでいるのをみて、この人、すげぇっ! と感動したりもした。

 ・大輔たちに関しては僻むこともうらやむこともしておらず、現実にハーレムはあるんだ! と感動していた。ラブコメとはすばらしい。



・バスガイドの女性

 ・入社三年目で、仕事にようやく慣れてきたころ。そのため、今回は色々と油断しており、直樹に驚かされたり、大輔たちに注目を取られたりと、改めてバスガイドのむつかしさを実感した。

 ・二日目は休みで、三日目から頑張ろうと気合を入れていたが、スケジュール調整で郭に電話を掛けてもでず、いろいろと不安になってきた。

 ・彼氏はいない。彼女はいる。



・グスタフ・フリードリッヒ

 ・赤茶の髪。三十代ちょっと。ドイツ系。

 ・異界魔術結社ハエレシスに所属する魔術師であり、異界制定派の一人。基本的に別派閥の異界解放派とも仲良くしていた存在。

 ・組織ではそれなりに地位にいるのだが、下っ端。下っ端というよりは、現場主義のため、管理職に上がらない。

 ・魔術の腕は異界魔術結社ハエレシスでも高い方。ただ、魔術よりもどんな国でもすぐになじんだりする能力が高い。調査員として優秀。

 ・やれやれ系のおっさん。悪だくみは嫌い。のんびり過ごせればいいな……と思っている感じ。

 ・物語だと、不遇で主人公たちからもぞんざいに扱われながらも、めっちゃ強い敵がでると強力な仲間になる感じ。機転が利く。



・エメラダ

 ・スレンダーで、チョコレート色の肌とくすんだ金髪をもつ。歳は三十半ば。ラテン系。

 ・異界魔術結社ハエレシスに所属する魔術師であり、異界解放派の一人。以前はグスタフとも仲良くしていた。

 ・弟がおり、不治の呪いにかかっている。封印されている海外の異界存在化生の中にその呪い解呪できる存在がおり、それを解放しようとしている。

 ・魔術の腕前はかなりある方。風魔術を基本として得意としている。が、なぜか今回は炎魔術を使っていた。

 ・禁忌術式を使い、人ならざる者へ身を落とした。その際、なぜか弟のことよりもとある地下の煉獄の繁栄を願った。なぜ……



・芦屋剛

 ・陰陽師。四十代前半。平凡なおっさん。

 ・鬼女である紅葉もみじの夫。異種族婚姻などとても珍しい。小さいころに約束をして……まぁ色々とあったのだ。ぶっちゃけ彼一人で一つの物語が作れるくらいには燃えるお話が。

 ・紅葉もみじを強く愛しているが、妖魔界に入るにはそれなりの手続きだったり、また長期滞在ができなかったりと色々と彼らを阻むものは多い。それでも苦手の召喚を会得し、長時間紅葉と一緒にいられるように努力を惜しまない。

 ・自分と紅葉の寿命は計り知れないほど違うため、老いず美しいままの彼女を誇らしく嬉しく思う反面、自分が亡くなった後に残してしまうのはとても辛い。葛藤に揺れている。



紅葉もみじ

 ・鬼女。伝承だと長野の紅葉伝説として残っていたりもするが、そこまで悪さはしていない。

 ・紅葉の艶やかな長髪と妖艶な黒の瞳を持つ。二メートルを余裕で超える身長を持ち、大柄。二つの角を額から生やす。美女。

 ・物凄いたわわな実の持ち主。なんせ身長があるから。なので、相対的に大きいだけである。

 ・暑いのが苦手で着物は大抵着崩している。ただ、芦屋が自分に欲情してくれたり、あとは独占欲を抱いてくれたりするのも理由。

 ・鬼女らしく豪胆で強い。肉食的。

 ・芦屋との子供が欲しく、長期的に子育てしたり芦屋と一緒に過ごせるように酒呑童子やカガミヒメなどに掛け合っていた。

 ・とてつもなく一途で重い。なんせ、鬼なので。そのため、長い生涯で唯一愛した存在である芦屋が死ねば、自分も首を掻っ切って死ぬ所存。

 ・まぁ、彼女と芦屋の話だけで一つの物語が書けるほど。色々と燃え上がる恋があったのだ。今も燃え上がっているが。



・噛ませ犬らしい品のない男子高校生DQ

 ・がたいがいい。品がなく、いろいろと小さな犯罪にも手を染めている。

 ・ヤンキーとは言えない領域に片足突っ込んでいる。

 ・まぁ、クズ。学校も手を焼いている。

 ・大輔がそれらの悪事などを“天心眼[界越真眼]”で集めて、いろいろな公共機関にばらまいた。人生が色々と可哀想な感じになってしまった。



・噛ませ犬らしい品のない男子高校生N

 ・少しひょろめ。顔が悪い。人相もだが、病気的な部分もある。

 ・ヤンキーとは言えない領域に片足突っ込んでいる。

 ・まぁ、クズ。学校も手を焼いている。

 ・大輔がそれらの悪事などを“天心眼[界越真眼]”で集めて、いろいろな公共機関にばらまいた。人生が色々と可哀想な感じになってしまった。あと、面倒な白いXに手を出していたため、いろいろと大変。



・火車

 ・猫。死者の魂を喰らう。

 ・今は悪さをした死者の魂のお仕置きをしている。



・ぬらりひょん

 ・地味で目立たないナマズ顔の中年男性。

 ・[薄没]を使った直樹以上に影が薄く、敵意や悪意、殺意などを持たない限り、超警戒している大輔の感知をすり抜けるほど。

 ・力は全くもってない。本当に影が薄いだけだが、それゆえにどこにいても築かれることがない。また、近くでトラブルが発生しがちなので、その第一目撃者になっている。

 ・妖魔界では、そういったことを役立てようと、状況把握に努めている。それらを親玉の酒吞童子やウカに伝える。

 ・妖怪の親玉などと現世で言われていることに驚き、少しだけテレテレしている。



・酒呑童子

 ・鬼。某伝説の鬼。

 ・色々あって妖魔界を取り仕切っている。

 ・豪胆で、豪快。ウカに坊とよばれているのが少しだけ気にかかる。俺だってもう二千歳。ウカには及ばないもののそれでも子供扱いされるのは少し癪。



・ウカ

 ・空狐の一人。神の使いのほうではなく、隣の大陸から渡ってきた狐系化生の一族の長。空間転移の持ち主で、現世においての空間異常を監視している。そのため、大半の力は常に消費している状態。

 ・一ヵ月前に起こった異世界転移については、意外と気が付かなかった。というのも、魔力残滓が強すぎて解析できなかったのがその実。それでも一応、その可能性を考慮はしていた。が、それよりも海外の化生の攻撃ではないかと疑っていた。

 ・ただ、大輔たちの力の由来については少し勘違いしている。

 ・ワンッと鳴く。狐なので。

 


・ヒノエンマ

 ・某妖怪。男性を誑かすことに熱心。

 ・エンショウジョの双子の姉。



・エンショウジョ

 ・某妖怪。男性を誑かすことに熱心。

 ・ヒノエンマの双子の妹。 



・オオヅキヨミノミコト

 ・神さま。姉や弟よりは力が弱い。

 ・夜を司り、また母から受け継いだ死者の管理もしている。

 ・基本的に温厚な性格だが、一度猛り狂うと手が付けられなくなる。神々の間では怒りやすい弟より彼の方が恐れられている。



・ガシャドクロ

 ・死者の怨念が集まった妖怪と伝わっている化生。結構正しく、正確には親である死之怨巨鬼神が死者の魂の流動が滞ったところに作り出す化生かい。怨念もかなりある。



・死之怨巨鬼神

 ・かつて日本を壊滅に危機に追い込んだ化生かい。異世界で神をしていたが、いろいろあって追放。流されついた日本で異世界での傷を癒し、日本の神々に対して叛逆。しかし、負けた。

 ・その力は強大すぎるがゆえに、封印されてもなおガシャドクロなどといった手先を創り出すほど。

 ・物凄くヤバいであろう。



・イネス・レヴェヨン

 ・二十歳のフランス系女性。茶髪でダークブラウンの瞳。少しおどおどしている感じで大人しめ。

 ・引っ込み思案な性格を変えたくて、世界各地に旅に出た。そして旅の最後はアヤがいる日本と決めており、最後の最後で少し根を上げてしまった。

 ・それでもちょっとアヤの顔を見たら、あとは自分一人で成し遂げようと思っている。

 ・一回り歳が離れているものの、アヤとは友達。

 ・ネイティブほど話せるアヤから教わったとはいえ、それでも半年近くで日本語をまぁまぁマスターするほど意外と優秀。まぁ、一人の時間が多く、集中しやすいのもある。

 ・実はとある大企業のお嬢様だったりする。



・アヤ・エヴァーリグレット

 ・三十代前半でフランス系女性。三白眼の碧眼にくすんだ金髪を持つ。大人の女性って感じ。

 ・普段はフランスの大学で日本文学について教鞭をとるほど。助教授。今は休暇を取り、日本に研究に来ている。

 ・実は異界魔術結社ハエレシスに所属する魔術師であり、異界制定派。組織内でも屈指の実力を持ち、魔導書グリモワールを所有できるほどの実力を持っている。

 ・イネスを大切に思っているし、姉っぽい感情もある。

 ・さて、なぜそんなアヤがあんなことをしたかについては……次章以降にでも。

 ・ただ、誰にでも暗い心は持っているし、大切に思う存在がいるからこそ、突き抜けた行動をとったりもする。



・老婆

 ・杏の右腕を千切り、腹に穴をあけたやつ。死すべし、死すべし!

 ・シスターであろうそれに似合わない強欲な瞳を持っている。ただし、神は嫉妬。

 ・ミカエルの器となって死んだ。杏が殺さずとも死んではいたが、早めに器になりたかったので。狂気。

 ・どっちにしろ死すべし、死すべし!



羽賀杉はがすぎ康太こうた

 ・雪のクラスメイト。お調子者で、場の盛り上げ役。茶化す役をしてくれるから、それなりに話が回る。

 ・巴とは幼馴染



村上むらかみともえ

 ・雪のクラスメイト。少しがさつで手が出やすい。ただし、手がでるのは幼馴染の康太限定。陸上部。

 ・康太が好き……なのかもしれない。



稲垣いながきまもる

 ・雪のクラスメイト。委員長、眼鏡。

 ・とりまとめやくでキッチリしているが、それでも抜くところは抜ける優等生タイプ。意外と人気があり、女子にモテている。



猫柳ねこやなぎ千代ちよ

 ・雪のクラスメイト。吹奏楽部。中学三年生の時から雪の友達をしている。ただ、雪が一歩引いているところがあるところに気が付いていて、少し寂しいと思っている。

 ・ただここ最近は雪が明るくなったから、それでもいいかと思っている。

 ・いずれ雪とお泊り会をしたいなぁ……と思っている。



前島まえしま新菜にいな

 ・雪のクラスメイト。ギャル系。サバサバしている。

 ・最近は康太のことが少し気になっている。が、巴と仲がいいこともあり、この気持ちは隠し通そうと思っている。



・白桃優斗

 ・雪の弟。小学二年生。

 ・最近、お姉ちゃんの友達にキレイな女性の人が多く、少しだけ照れている。初恋は儚く散るのかもしれない……

 ・大好きなにぃにぃの子供であるミラとノアに会うのを楽しみにしている。自己紹介を毎晩練習している。絵も描いている。



・白桃司

 ・雪の母親。

 ・ティーガンが持ってきたケーキが海外のちょう高級ブランドであると分かり、ちょっと慌てた。

 ・雪がどんどん明るくなったりしているため、危険なことには首を突っ込んで欲しくないけど、認めている。

 ・それでも、まだ雪が魔法少女として戦ってきたことや、宿している混沌の妄執ロイエヘクサのこと、直樹たちのことは悩んでいる。それでもできる限り意志を尊重するように心がけている。

 ・しかし、雪の恋に関しては手放しで応援できない。直樹が結構複雑なため、いろいろと悩んでいる。ホント、マジで。だって、娘だけを愛してくれない可能性が多分にあるし。

 ・一度、直樹としっかりお話をしなくてはと思っている。



・ソレイユ

 ・19番目の妹。

 ・チャイナ服のような真っ赤な女中服を身にまとっている。

 ・性格設定は明るい女の子。



・クアルト

 ・四番目の妹。

 ・黒のヴィクトリアンメイド服に身にまとっている。

 ・二番目と三番目がちゃらんぽらんゆえに、実質冥土ギズィア――プー子のサポート指揮をしているのは彼女。冥土楽園タルタロスの管理者は実質彼女。

 ・真面目で色々背負っちゃうタイプ。



・ゼグンド

 ・2番目の妹。

 ・スカート短いメイド服に身に纏っている。

 ・冥土ギズィア――プー子の補助機として最初に作られたのにも関わらず、いろいろな事情があって性格設定がミスった。ちゃらんぽらんの怠け者。

 ・まぁ一応キチンと仕事をしている。要領の悪い中間っ子タイプ。



・テルセロ

 ・3番目の妹。

 ・藍色の着物女中服を身にまとっている。

 ・冥土ギズィア――プー子の補助機としてゼグンドと同時に作られたのにも関わらず、いろいろな事情があって性格設定がミスった。ちゃらんぽらんの遊び好き。

 ・ゼグンドよりは仕事をする。要領のいい末っ子タイプ。



・エトナス

 ・9番目の妹。

 ・ラビットツインテールで和テイストのミニスカメイド服を身に纏っている。

 ・土いじりが好きな感じの性格設定。今はイムニティの魔力生成を助けるために、食材を作っている。



・イムニティ

 ・101番目の妹。最終番個体ラストナンバーであり、特別個体。成長する個体。

 ・ミニスカ和風メイド服を身に纏い、簪で黒髪を纏めている。白ニーソを履いている。

 ・うざったい声音で話す。副創造主様直樹至上主義であり、珍しい。

 ・色々と特別な仕様をもっている。デバックが一つの仕事だったりする。魔力生成もできる。ここ最近になってその機能が向上した。

 ・仕事はかなりしている方。



・アハト

 ・8番目の妹。



・ジルヴァラ

 ・48番目の妹。



・レフコクリソス

 ・78番目の妹。



・ミラ

 ・ドワーフの女の子。ノアと双子。直樹の子供。

 ・ヘレナをかかと呼ぶ。直樹をととと呼ぶ。ちょっとやんちゃっぽい。

 ・ヘレナ大好き。直樹大好き。

 ・聡い。



・ノア

 ・エルフの男の子。ミラと双子。直樹の子供。

 ・ヘレナをママと呼ぶ。直樹をパパと呼ぶ。ちょっとおどおどしている感じ。

 ・ヘレナ大好き。直樹大好き。

 ・聡い。





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すみません。登場人物、思った以上に長くなってしまいました。本編で出せなさそうな情報も書いてありますので、読んでくださると嬉しいです。


また、四章の時系列はひとつ前の公開可能情報に記載してあります。そちらも本編では書けなかった情報を書いてありますので、よろしければぜひ。


次から次章に入っていきます。

次章はこの作品を書き始める時に書きたいと思ったシーンが幾つもあるため、皆様に満足いただけるように頑張ります。

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