第2話漫画アニメファンがジャ〇ーズを嫌いな訳
まず初めに断っておきますが、これは誰かを誹謗中傷する目的で書いている訳ではありませんが、それに関連した内容になっているかもしれません。
もし、不愉快な気分になったり、ストレスを感じた方は読むのをやめてください。
作者の勝手気ままに書いているだけの、ただの独り言ですので、その点をご理解ください。
さて、突然ですが、昔、「花金データランド」というテレビ番組がありました。
東海地方だけのローカル番組だったのか、東京や大阪でも放送されていたのかは定かではありませんが、当時まだネットが普及していない頃の情報番組として、若者に絶大な人気を誇っていました。
「花金」とは、かつて土曜日は多くの学校が半日授業だった為、学校が終われば家に帰宅すると大体昼の12時30分ぐらいだった為、飯を食ってそのまま遊びに出かけてました。
その土曜日の前日である金曜日の事を、「
その金曜日の夕方頃に放送されていた「花金データランド」でしたが、様々なランキングを取り扱っていました。
そんな中で、漫画、アニメ、ゲーム、ライトノベルなどのランキングが紹介されていた回は、みんなが
ネットがあまり無い時代において、こうしたランキング情報番組は、当時の若者達にとっての情報の取捨選択の自由と、ランキング上位のモノを知るのに、いい機会だったのです。
当然、ランキングという名の紹介による宣伝効果によって、購買意欲が沸き、若者達がそのランキングに乗っているモノを購入したりしていました。
ランキングの中には、声優さんや、コスプレ、ゴスロリ白ロリファッションなんてモノもあったりしました。
とにかく、「花金データランド」は若者達に絶大な支持をされていたのです。
自分も、当時学生だった頃、毎週欠かさずチェックしていました、ですが、そんな折にあるランキングが特集されました。
そう、ジャ〇ーズランキングです。
当時、男性アイドルやその某有名事務所は、テレビ業界において絶大な人気と力を持っていました。今でもだと思いますが。
アニメ、漫画、ゲーム、ラノベ好きにとって、男性アイドルランキングなど、観る気にもなりませんでしたが、アイドル事務所が仕掛けたのか? それとも番組が用意したのかは解りませんが、サイドライン(テレビに映る観覧席)に、沢山のコスプレイヤーさんが座っていました。
テレビ的には豪華で華やかさが出ていたと思いますが、あくまでメインは男性アイドルの為、セットの真ん中にアイドルグループが座り、司会者が居て、サイドラインがあり、そしてテレビに映らない観覧席には男性アイドルの追っかけらしきファンが詰め掛けたと思います。
番組は滞りなく進み、ジャ〇ーズランキングの特集コーナーでは、観覧席からの黄色い声と拍手。盛り上がりを見せていました。
一方、観てるこっちは「どうでもいい」と冷めていました。しかし、折角サイドラインのコスプレイヤーがいるので、そっちばかり観ていました。
特集コーナーも無事終わり、後はゲストと一言二言話して感想を訊き、番組のエンディングを迎えるだけとなった時、ふと、「ある事件」が起こりました。
ジャ〇ーズランキングの特集コーナーが終わり、観覧席からの黄色い声と拍手、その後、ある一人の男性アイドルがサイドラインに座るコスプレイヤーの一人に質問したのです。
「いかがでしたか?」と。
対して、レイヤーさんは一言も喋りませんでした。不審に思ったのか、「あれ? 聞こえなかったのかな?」と付け加えて、もう一度「いかがでしたか?」と質問。
しかし、レイヤーさんは一言も喋りません。
番組サイドは焦ったと思います。マイクを持ち出し、サイドラインに渡して質問されたレイヤーさんのところにマイクがゆき渡ります。
しかし、そのレイヤーさんはやはり喋りませんでした。
ここで、隣のレイヤーさんがフォローを入れたのか、「このキャラは喋りません」と、キャラの設定を説明しました。
レイヤーさんは、ただ単にキャラになりきっていただけでした。
番組司会者もフォローの為、レイヤーさんのキャラの設定を説明していましたが、事はそこで収まらず、アイドルファンの観覧席からの「「「ええ~~。」」」という、ある種ブーイングにも似た声が上がりました。
番組は何とか事なきを経て、エンディングを迎え、その日の放送回は終わりました。
しかし、事態は急変します。当時まだまだ人気を誇っていた「花金」ですが、数週間後、突如番組が終わってしまったのです。人気があったにも関わらず。
ここで、当時学生だった自分はつい邪推してしまうのは、致し方ない事です。
「これって、事務所が番組に圧力をかけたんじゃね?」と。
あまりにもタイミングが良すぎる、いや悪すぎるのです。
つい勘ぐってしまいます、事務所が何か仕掛けたのではないのかと。
「花金データランド」は、情報ランキング番組として、高い支持を受けていました。
それが、突然の終了。これは何かあったと見るべきでしょう。
考えてみれば、事務所からすれば、男性アイドルを軽視した、されたと思い、「面白くない!」と判断した事でしょう。
実際の事は、何一つ解りません。ですが、状況が裏付けているのです。「人気があったのに終了って、事務所が圧力掛けたに決まってんじゃん。」と推理してしまうものです。
当然、漫画、アニメファンにとっての情報番組が、ジャ〇ーズ事務所のせいで終わったと思えば、いい気はしません。
また、ラノベランキングで、宣伝費を使わずに紹介されていた恩恵を受けられなくなった企業も、いい気はしなかったと思います。
もしかしたら、ジャ〇ーズ事務所と漫画アニメゲームラノベ業界との間に、決定的な溝ができてしまったのかもしれませんね。(憶測の域を出ませんが)
そんな訳で、漫画、アニメファンはジャ〇ーズが嫌いなのかもしれません。
もう一度言いますが、これは自分の勝手な推測です。好き勝手に書いているだけです。誰かを貶める為に書いている訳ではありません。
あなたは、この事件、どう思われますか?
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