第12話 無理を強要される苦しみ

俺はとある会社の社長の息子だ。今や親父の会社で働いていてみんな俺に盾突くことなどが出来ない。

なかなかの爽快な気分だ。そんな中、俺は可愛い女性が好きでね。この子に俺はコスプレの服を無理矢理、着させて客寄せのために俺はそう考え実行した。


このアイデアに反論する人などいない。だって結果的には客が寄ってきたのだから売上も伸びる伸びる。

親父も売上が上がってる以上は文句も言えない。


そして今日も可愛い女の子がバイトとして雇った。名前は弥生やよいという。弥生には最初の1週間は普通のお店の格好の制服で働いてもらった。


それからは俺がプロデュースしてコスプレの制服に着替えるよう指示した。


「なんですかその服は?」

「見てわかるだろう?今日からこの服を来て仕事しろ」

「嫌です」

「でも周りの人はこれに着替えることは賛成してるぞ」


そういうと、明らかに引きつった顔をしてるが、関係ないね。言葉にしたときにみんなが賛同してくれたらそれでいいのだ。それはセクハラ?いいんだよ周りの社員も俺の権力に迎合してくれるんだから。


しかしながらこの弥生という女とても俺の好みのタイプである。そこで俺は誘った。


「なぁ弥生、今日さホテル予約したから一緒に行こうや」

「やめて!嫌だ!私にこんな格好させたりしてもう我慢できない!私もう辞めます!そしてこの事は訴えます!」


なんと弥生はそう言いやがったのだ。ふざけた真似をしやがって。そう思い俺は金ならあるため闇との繋がりもある。今に見てろよ。


闇とは電話が繋がったため電話越しを通じて話す。

「弥生という女が暴走したさらいたい。ついでに山奥で少し遊んでから俺が後で殺すから処理は任せた」

「かしこまりました」


ついに予定通りそれが決行される。


◆◆◆


―――ここは山奥。


「弥生気づいた?」

「何?ここは?!」

「そんなもん気づけ!それよりも俺といいことしよーぜ!」

「やめて!」

そして俺は弥生を楽しみ始めた。

「キャーやめて!!やめて!!」

良い身体しやがる。やっぱり思った通りもうこれだけでも出そうだぜ。

しかしうるさい。あまりにもうるさいので刃物をチラつかせると弥生は黙った。

「お願い殺さないで」

「騒がなければ」


しばらく俺の言う通り弥生がやると急にまた騒ぎ始める。

「やっぱり嫌だ!もうこれ以上は出来ない!」

「うるせー女だ殺してやる!」


すると後ろから闇との繋がりがある連中が突然喚き出した!

「うぐぁぁぁ!!」

「何だ、どうした?」

「ヤバイ!神楽坂だ!」

「神楽坂?」

俺がそういうと闇の連中は神楽坂を見てすぐ逃げようとする。

「おねがい助けてください!」

すると神楽坂という男は弥生に服を投げ渡した。


「あとは任せなさい。あそこに車がある。ジェイクという男が運転するのであとは彼の指示で逃げてください」

「ありがとうございます!」

闇との繋がりがある連中は俺をおいて逃げてしまったようだ何者だコイツは?


「かかってくるがいい外道」

「クソ!こうなったらコイツを殺してやる!」

俺は右のストレートを勢いよくヤツの顔面狙い殴ろうとした。しかしヤツは俺の突きに対し、たやすく避けられカウンターをねじ込ませられてしまい、頬骨が折れた。

「ぐぁぁぁぁ!!ぐぉっ!何だコイツは?!」

「踏み込みが甘いな。外道まだやるか?」

「クソっ!!」

次に俺はコイツにタックルをしたが、一歩後ろに下がられなんと俺は胸ぐらを掴まれた。そのまま上に少し持ち上げられた。

「そして考えも甘い!そんな方法しかできないのか?ッシャ!!」

すると俺は頭突きで鼻を見事潰されてしまった!しばらくヤツに殴りかかるも全く歯が立たずみるみる俺の顔面は変形していってしまった。


「しばらく寝ていろ!」

ヤツがそういうと今度は正面から俺の膝を蹴り、逆に折り曲げられた。

「これはな格闘技のルールだと反則な技でな、なかなかのものだろう二度と立てまい」

「クソがぁ!!」

―――それからある程度時間が経った。


◆◆◆


「そろそろかな」

コイツ何をする気だ。なんか、車がこっちに来る。今度は何をするつもりだ。

「ご苦労ジェイク―――」

どうやらあの女は母親の元へ無事に返したらしく、これから俺を殺すという話まで発展してしまっている。


「待たせたなこれから貴様を処刑をする。本来ならやられた本人に任せようとはしたのだが、今回はちょっと彼女には出来ない処刑方法でな我々が行う」


「頭おかしいのか!これは犯罪だろ!」

「ここで彼女を殺そうとした貴様が何を言う笑わせるな」


そういうとジェイクという男が俺を持ち上げ、俺を木に縛りつける。

「何をする気だやめろ!」

そしてものすごい匂いしたものを俺の口元に近づけた。


「これはな、ウジを這いずる糞便だよ」

そう言われ俺は無理矢理、口を大きく開けさせられジェイクという男に鼻をつままれてしまい、糞便が入ったものを飲み込んだ。


「おゲェぇぇぇぇ!!!」

「いいんだろ? 無理矢理なにかをさせるのは?ほら、遠慮するなよ。たらふく食え」

「ぶえええええええゲロォォォォ!」

俺は無理矢理食わされ、吐くを繰り返した。


「無理を強要される気持ちはどうだ?」

「すびばぜん・・・償いますから。もう辞めますから許して下さい」


「何を言ってる?ジェイクも私のしてくれてる事に賛同してくれるし、私がこの処刑方法を考えたのだから彼女らも喜んでくれている文句はないそうだぞ」

「!!!!」

コイツなんでそれを!そして俺の身体に異変が出てきた。

「おぉ。お出ましだな、この糞便は食えば10兆個以上の大腸菌があるのだよ。だから翌日には確実に死ぬよ。そうそう忘れてたコレをかけてやろう」


「やめて冷たい!なにこれ!」

「魔法の薬さ。あとでたくさんの虫が寄ってきて貴様を食い尽くしてくれるだろう。良かったな山奥でいろいろな仲間が寄ってくるに違いない」


こうして俺は様々獣に襲われ、食い尽くされ人生最期を迎えた。

神楽坂・・・アイツとんでもないやつだ。アイツは一体・・・


ー続くー














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