セントラル学園
夢タコ
第1話 はじまり
私、金森鈴菜は男と偽り鈴森彼方としてこのセントラル学園に通っている。
事情とは…
ー数日前ー
「お父さん!お願いです。セントラル学園に通わせてください!」
私はこの日まで一年間毎日おお父さんに土下座をしお願いをしていた。
「またそんなことをいうんか!お前には金森グループの不動産を継いでもらわんとならん!」
…
やはり頑固のお父さんを説得するには無理なのだろうと思っていた。そんな時に…
「直樹さん?鈴菜が今日まで1年間お願いし続け、その覚悟ができていれば行かせとあげるという約束でしたよね?それに可愛い娘がこんなにもやりたいことを見つけ羽ばたこうとしているのにそれを止めるのですか!?」
今まで見たことも表情のお母さんだった。
「しかし…」
「まだいうのですか?」
といったままドアを開けてどこかにいってしまった。少ししてから戻ってきてお母さんが持っていたのは…エ○本…
「自分は好きなものをこ・ん・なに隠し持っておるのにまだいうのですか!」
いつもは穏やかなお母様がこんなにもなっていってくれたことが嬉しかった。
お父さんは少し苦笑し、息を吸ってから私に向かって言った。
「鈴菜の転入は許す、だか!条件が3つある。」
条件…なんだろう…
「条件…とはなんでしょうか?」
「1.男と偽り学園に通い、女とばれないこと。2.常にトップの成績を維持すること。3.半年に1回ある金森グループのパーティーに参加すること。以上この3つ!もしひとつでも破れば無理矢理にでも連れ…」
私は嬉しさのあまりお父さんの話を遮り
「あ、ありがとうございます!!お父さん!」
といい早速部屋に戻り荷造りを始めた。
そして新学期になり私はセントラル学園の中等部2年で通い始めた。
1話おわり
ーおまけー
お尻の近くまであった髪を切ろうとしたところお「半年に1回パーティーがあるじゃからきってはならん!」とお父さんに止められた。
意志が強いっていうところを見せつけたかったのもあるけど、さすがに長すぎて肩こる…
髪の毛を切れるのはまたまだ先かな…
おまけおわり
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます