KAC20223 第六感とは何だろう?

Syu.n.

はたしてそれは、「第六感」なのか?

「第六感」とは何だろう。

ネットで検索してみる。「五感」すなわち「視覚」「嗅覚」「味覚」「聴覚」「触覚」以外の「何か」で感じることらしい。

「第六感」と聞いて、それっぽいのをいくつか思いついた。

「目を閉じると、開けた時より良く感じる」

「スポーツをしていると、根拠は無いのに「あ、これはうまく行く」と言う瞬間がある」

「炒め物をしていると、黄金に見える瞬間がある」

・・・自分でも、なんかよくわからないものだが、順に検証してみる。


「目を閉じると、開けた時より良く感じる」

例えば、・・これを書きながらまさに今そうした。「目を瞑って、考えをまとめる」

これはおそらく、誰もがやっている事だ。精神学的なことはわからないが、ひょっとしたら第六感と言うより、「視覚を使わないことで、それ以外を集中させて」いるのかも知れない。


「スポーツをしていると、根拠は無いのに「あ、これはうまく行く」と言う瞬間がある」

私はアニメが好きなので、それ流で言うなら「無我の境地」「明鏡止水」「ゾーン」っぽい奴だ。大なり小なり、みんな経験があると思う。

「これを第六感と言えるか」と聞かれた時、ひねくれ者の私はこうも考えている。

「極度に集中することで、視覚や聴覚、肌感覚(触覚)が一時的に増幅されているのかも」

目を凝らせば、わずかながら良く見える。耳をすませば、わずかながら遠くの声が聞こえる。その延長では?


「炒め物をしていると、黄金に見える瞬間がある」

・・・なんというか、そう!料理をしてて「一番おいしくなる瞬間」がみえるってあれ・・な気がするってだけですがね・・まぁ自己満足の域だ。

私はさておき、プロの料理人の方が、「揚げ物をしていて「ここだ!」って瞬間がある」とか、料理じゃないですがプロゴルファーの方が、「パットの際、入るラインが光って見える」みたいなのは聞いたことがあると思う。

これこそまさに第六感!・・・と言うのは厳しいかな。プロの方は「似たような状況を数えきれないくらい」繰り返し、練習しているでしょう。その身体に染みついた経験から、「現在の状況に即したビジョンを、五感を通して再現している」可能性も大いにあると私は考えます。


「第六感って、ひょっとしたら「五感の組み合わせ」なのかも知れない。」と私は思う。


でも、誰かはこういうかも知れない。

「五感で説明できなければ、第六感でいいじゃん」


・・それもまた否定できないと、「私の五感以外の何か」が伝えている。

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