また内緒の話
ゆる男
第1話 わからない話
やっと取れた休日の日
俺と彼女は駅近くのラブホテルで一夜を過ごしていた
付き合って初めてのセックスだった
彼女はそういう行為すら初めてだと言っていたが
全然血も出てない
付き合って4ヶ月のこと
俺はまた彼女に騙されてるのかもしれない
今年20歳の俺は一個下の彼女と付き合っている
俺の名前は吉見律『よしみりつ』
隣にいる彼女は裸のまますやすやと寝ている
「はあ」とため息を吐きながら俺はタバコに火をつけた
処女だって言っていたのに
と少しがっかりしてしまう俺だけど
処女だから付き合ったとかそういうわけではない
体が目的ではなくて本当に好きだと思ったから付き合ったんだ
色々と考えていると
「ふぁーーあ、りつ、起きてたの?」
と大あくびをしながら下から俺を見る彼女
彼女の名前は川本来那『かわもとらな』
「うん」
と俺はわざとそっけない返事をした
来那は「そっか」と笑顔を見せて起き上がり
「シャワー浴びてくるね」
と、言って自分の下着を持ってシャワールームに向かう
俺は返事をせずにタバコの火を消した
俺は今、大学に通っている
そこそこ頭のいい大学だから楽して入ったわけではない
その大学に通いながら本屋でバイトをしてる
そのバイト先で一緒になったのが来那だった
彼女も別の大学に通いながらバイトをしてる
初めはほんの些細なことから始まった
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