第3話 きれいごとの世界

死体を見て、吐き気する

まっとうな精神だ

戦争をしらないヒトが戦争反対を訴える

なにかしらけた思いがする


戦争は悲惨な死に方をするということだ

ヒトは、武器を持てば太刀打ちできないという現実がある

その映像や実際に見て、かわいそうだとか悲しいとか思うのだろう

そんな現実を直接感じていないことが、しらけた思いになるではないか

そもそも戦争は、今始まったことではない

はるか昔からしていたこと


それを踏まえて言えば、なにをいまさら戦争を言うのか

戦争後の世界を先読みしようとしているヒトも、愚かだ

今の戦争は、そもそも何が発端なのか

ただのストレスの吐け口、現代の煮詰まった限界値としか言いようがない


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