第10話 エーメ…アルジェリアの提督(デイ)
アルジェリアの提督(デイ)に引き渡された エーメ‥
イスラム様式美の建物の一室に連れて来られた
「この献上品の娘は皇帝デュルハミト1世に相応しい素晴らしい贈り物
喜んで頂けるだろう」提督
「‥‥・」「まずは湯浴みか・・それに言葉も覚えてもらわなくては」
「私は‥」エーメ 小さく呟いた後、何も言えなくなる
「最初は低い身分だが 間違いなく皇帝の妻の一人となるだろうさ」
「……」エーメは黙って見つめる
「嘆くことはない オスマン帝国は巨大な世界の輝ける帝国
その主の妻となるのだから」彼はそう言って笑った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます